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総額5万円!「象がふんでもこわれない」懐かしのアーム筆入&ボンナイフ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.21 06:00 最終更新日:2023.05.21 06:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
大崎 懐かしい文具を紹介しますよ。「アーム筆入」です。
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写写丸(以下、写) これ、すごく丈夫なやつですよね。
大崎 はい。「象がふんでもこわれない!」のCMの。
写 そうそう、実際に象に踏ませていたのが衝撃的でした。
大崎 素材は、耐久性の高いポリカーボネイトというプラスチックです。発売開始は1965年ですが、あのCMを始めた1967年から爆発的に売れたそうです。私も小学生のとき、学校から記念品としてもらったものを使っていました。
写 「日本PTA全国協議会推薦商品」とありますね。
大崎 よけいなギミックはなく、とにかく丈夫なのがウリ。当時の定価が400円ほどで、けっして安くはないですが、それだけ長持ちするというわけです。今でも売っていますよ。
写 そして、この鉛筆削り用のナイフも懐かしい!
大崎 「ボンナイフ」です。使い方を誤ると危ないので、学校に持っていくのは禁止になりましたが、もっぱら夏休みの工作などで、とても活躍してくれました。鉛筆削りや、カッターナイフの登場で姿を消しましたが、とても懐かしいですね。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔の昭和アイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央