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総額5万円! 昭和世代はみんな遊んだ初代「人生ゲーム」&「億万長者ゲーム」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.18 06:00 最終更新日:2023.06.18 06:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
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大崎 昭和世代はみんな遊んだことがあるんじゃないですか、「人生ゲーム」は。
写写丸(以下、写) もちろんです。友達とやったり、親戚で集まったときだとか。
大崎 米国のゲームを、ライセンス契約したタカラトミーが日本で売り出したのは、1968年。これは初代の中でも、かなり古くに発売された未使用品です。
写 箱の裏にあるゲームの説明がおもしろいですね。「4人以上の子供を出産したときは、実生活と同様自動車のうえに押しこみます」って(笑)。
大崎 翻訳が直訳というか、ところどころおかしいんですよ。こういうところが、初代のおもしろさです。
写 「人生ゲーム」は日本で1千万個以上売れて、今年「8代目」が発売されたそうです。おや、「億万長者ゲーム」なんてものもあるんですか。
大崎 こちらは、1973年発売。世界の都市に土地を買ってビルを建てたり、「産業スパイ」が出てきたり……。私はこっちのほうが楽しかったですね。今はスマホのゲームが人気ですが、ボードゲームならではの楽しさも、知ってもらいたいですね。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔の昭和アイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央