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【ニャイス・トゥー・ミート・ユー!】不動産屋のねこ部長
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.11 20:00 最終更新日:2017.11.11 20:00
1999年創業の不動産会社「とまとハウジング」は、沖縄県内の軍用地や中古住宅などの売買が専門。ここでは人間の社員9人のほか、2匹のねこが働いている。代表取締役の川端ゆかりさんが飼う茶トラの「二代目チャイ部長」と、サビ柄の「ぴぃちゃん」だ。
なぜチャイ部長が二代目かというと、同社には川端さんが長年、連れ添ってきた「初代チャイ部長」がいたから。
「初代は17年前に保護しました。1年ほどして会社の経営が軌道に乗ってきたので『営業部長』に任命したところ『ねこの部長がいる不動産屋さん』と話題になったんです」(川端さん・以下同)
さらに2009年、川端さんはもう1匹のねこを保護。それがぴぃちゃんだ。2匹のおかげでねこ好きのお客が得意先になってくれるだけでなく、優秀なねこ好きスタッフも集まるようになった。
だが、初代チャイ部長は2016年4月、16歳で天国へ。悲しみに暮れていた川端さんに、ねこの保護活動をしている友人が紹介してくれたのが、二代目チャイ部長だ。子ねこだったが、柄は初代とそっくりだった。
「生まれ変わりじゃないかと、運命を感じました。2016年5月に “入社” して、一日で『営業部長』になりました(笑)」
二代目はまだ1歳とあって甘えん坊。棚から棚へジャンプするとき、足を踏み外して落ちることもあり、ねことしては少々、どんくさい。
しかし、ぴぃちゃんとともに社員が働くデスクの上を闊歩したり、パソコンのキーボードの上で居眠りしたり。仕事を手伝っているのか邪魔しているのかわからないが、スタッフの癒やしになっていることだけは間違いない。
「初代は、いまも私たちを見守ってくれていると思います。二代目もマスコット的な存在として、これからも活躍してくれたら」
(週刊FLASH 2017年8月8日号)