ライフ・マネー
40mクレーンで吊り上げる「空中レストラン」が日本初上陸……床も壁もなし“究極のSNS映え”も「料理はお弁当」

空中レストランの様子(同社公式ホームページより)
クレーンで、テーブルと座席ごと地上40メートル(ビル13階相当の高さ)まで吊り上げられ、足が宙に投げ出された状態で非日常の食事を楽しむーー。そんなアトラクション要素を多分にはらんだ“空中レストラン”が、3月13日、東京・豊洲に期間限定でオープン。今回が日本初上陸ということで、話題をさらっている。
「このたび豊洲の『キラナガーデン豊洲』にオープンしたのは、期間限定の空中レストラン企画『Dinner in the Sky(ディナーインザスカイ)』です。空中レストランが誕生したベルギーを筆頭に、これまでロンドン、ドバイ、インド、ブラジルなど65か国で10,000回以上開催され、世界中のSNSなどで話題となっていました。乗客はシートベルトで座席に体を固定された状態で、クレーンによってレストランごと地上40メートルまで運ばれます。空の上で食事を楽しむというシチュエーションで、最大22人まで同時に食事ができるとのことです。
【関連記事:名曲散歩/清水健太郎『失恋レストラン』ドラムは高橋幸宏が担当】
最大の魅力は、壁も床もないことで味わえる開放感だそうですが、同レストランを体験リポートした『news every.』(日本テレビ系)の狩川くるみキャスターは、『ちょっと下見るのが怖いかもしれないです。だって、これ壁ないんですよ! 床もないんですよ! 怖いよ〜』とおびえていました。座席の背もたれはリクライニングで倒すこともできるそうですが、高いところが苦手な人には、とてもじゃないけどそんな冒険はできないでしょうね」(情報誌ライター)
やはりX上には「行ってみたい!」という声があふれているが、他方、
《怖すぎる…想像するだけでゾワゾワする》
《テレビで空中レストランを紹介していたけど、寒いしトイレに行きたくなったらどうするんだろ》
《高所恐怖症の私には絶対無理 あとその場で調理しないなら、写真撮って騒ぎたいインフルエンサーとインバウンドくらいしか需要なさそう...》
など、高所での食事を不安視する声も多くあがった。また実際に体験した人の声として、
《動画ではにこやかに手を振ってますが、めちゃくちゃ怖かった…内臓がずっと縮み上がった状態で食事しました》
《絶叫マシンは好きだけど、下は見れなかった笑》
といった声もあがっている。特殊すぎる状況のため、楽しめるか、楽しめないかは個人差がありそうだ。
「公式サイトでは、空中レストランのオススメの用途を『記念日、デート、あるいはサプライズイベントにぴったりの特別な体験』と紹介していますが、いちばんの狙いは、やはりSNS映えでしょうね。例えば日本では上空で調理ができないため、料理はお弁当形式での提供になっています。レストランとは銘打っているものの、食事にがっかりする人もいるのではないでしょうか」
食事ぐらい、地上でゆっくり取ればいいような……。