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松村雄基、午前3時30分から始まる独自すぎる健康習慣…目覚めのランニング後に「同じ朝食メニュー」20年【私の朝食ルーティン】

「続けることが、自信につながる」と話す松村雄基(写真・木村哲夫)
各界でトップを張る人気者たち。その食卓を拝見すると、「毎日、同じ朝ごはん」に決めている人も――。
管理栄養士の水流(つる)琴音さんに、毎朝同じものを食べることについて聞くと「栄養バランスがよければ、毎日同じ朝食でも問題ありません。準備が簡単ですし、材料の無駄を減らせますよね」とのこと。
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俳優の松村雄基は、なんと毎朝3時半起き。役作りがきっかけで、ルーティン朝食にたどり着いたという。
「僕の朝食は、好き嫌いを超えたパートナーみたいなもの。目をつぶっていても準備できますよ。30年ほど前、昼の帯ドラマでマラソンランナーの役をやったときに、技術指導者の方から『食事は1日1500kcalに制限し、体重を10kg落としてほしい』と言われたんです。
一食500kcalで考えた食事が、タンパク質が豊富な納豆、発酵食品のキムチ、エネルギー源のバナナ、乳製品のヨーグルトというメニューでした。その後、約20年前からビタミンが摂れるサラダ、タンパク質のゆで卵、わかめスープを加えたメニューにバージョンアップ。600kcalの朝食を、ずっと食べ続けています。
ただ、去年から食後に眠気を強く感じるようになってから、糖質制限の食事を心がけています。そこでバナナを小魚に替えてみると、眠気が軽減されました。
もうひとつ健康のために続けているのが、朝3時30分起床後のランニング。『なんでそんな時間に?』と聞かれますが、ストレッチ、公園まで歩いて7~8kmを走って……と、朝のルーティンをこなすと4時間かかるんです。
僕は商業演劇に出演することが多く、開演時間と準備時間を考えると家を出るのが8時前。逆算すると、起床は3時30分になるんです。好きで起きているわけではありません(笑)。
お医者さんからは、僕の年齢で起きてすぐに長距離を走るなんて、もってのほかだと反対されました。それでも、車の通りの少ない街中を走るのは清々しい気持ちになる。肉体的にはデメリットかもしれませんが、心が充実してバランスが取れているのでいいと思っています。
健康のために大切なのは『続けること』。それが、自分の体調を維持できているという自信にもつながっています。仕事でいいパフォーマンスが出せるよう、これからも続けていきます」
まつむらゆうき
『スクール☆ウォーズ』(TBS系)など大映ドラマで活躍。ミュージカル『フランケンシュタイン』(4月10~30日〔東京〕ほか)に出演予定