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DJ KOO、体調不良でイベント出演中止…8年前には7時間「脳動脈瘤手術」を経験

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記事投稿日:2025.05.24 17:43 最終更新日:2025.05.24 17:43
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
DJ KOO、体調不良でイベント出演中止…8年前には7時間「脳動脈瘤手術」を経験

TRFのリーダー・DJ KOO。恩人である上山博康医師と

 

 5月23日、ダンス&ボーカルユニット「TRF」は、メンバーのDJ KOO体調不良を発表した。しばらくの間、番組やイベントへの出演を見送るとしている。

 

「5月20日に体調不良を訴え、診察を受けた際に“しばらくの安静が必要と診断を受けた”とのことで、大事ではないようです。すぐに復帰する予定ともいわれています」(芸能担当記者)

 

 

 ハイテンションで元気な印象のDJ KOOだが、すでに63歳。体に不調も出やすい“お年頃”でもある。今回の体調不良と関連があるかは不明だが、8年前の2017年には『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)で人間ドックを受診し、“9.8ミリ脳動脈瘤”が見つかったこともあった。3ミリ以上は破裂の危険性があり、7ミリを超えるとその危険性は急激に上昇する。

 

 5月6日、DJ KOOは本誌「Smart FLASH」のインタビューに答え、当時の心境を明かしている。

 

「頭がまっ白になりましたね。そんなものが自分の頭の中にできていたなんて、まったく自覚がありませんでした」

 

 番組で症状を発見してくれたのが、医療関係者から “最後の砦” と呼ばれる脳外科医である名医・上山博康医師(札幌禎心会病院)。即病院に行き、手術を受けることになったという。

 

 DJ KOOの脳動脈瘤は極めて大きく、破裂寸前の状態だったため、太さ1ミリ以下の細い管を通し、瘤内にコイルを詰める「カテーテル手術」はすでに不可能。頭蓋骨を開けて瘤の根元をクリップで挟み、血液が入り込まないようにする「開頭手術」を選択するしかなかったという。

 

「頭を半分以上切り開いて、しかも瘤が大きいから、手術中に破裂しないように、首も切って血を逃がしながら行うと聞いて……正直、怖くて震えました」 

 

 発見から手術まではわずか1週間。実は動脈瘤が左の視神経を圧迫、失明寸前だったという。退院後は2カ月間の過酷なリハビリを乗り越え、見事に復帰した。DJ KOOは早期発見の大切さを何度も口にした。

 

「僕が元気でいることで誰かが笑ってくれるなら、それがライフワークだと思っています。40代、50代になったら脳ドックを受けてほしい。そのことを、これからも伝え続けたいですね」

 

 Xでは応援の声が数多く書き込まれている。

 

《ああ見えて60過ぎてんのよね お大事にとしか言えない》

 

《しっかり休んで元気になって戻ってきてほしい》

 

 今回も、自らの体調不良を察知し、素早く診察を受けたのだろう。DJ人生45周年を控えているDJ KOOは、今回も不死鳥のように復活するのは間違いない。

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