ライフ・マネー
【ニャイス・トゥー・ミート・ユー!】ダイニングバーのねこ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.24 06:00 最終更新日:2018.02.24 10:17
名古屋市の繁華街・大須。ダイニングバーとカラオケのお店「アンの隠れ家」は道路から奥まったところにあり、店名のとおり「隠れ家」のよう。店の扉を開けると、美人ママの川越ひとみさんと、茶トラのモネが出迎えてくれる。
「2016年7月、『動物病院で子ねこの飼い主募集をしている』と聞いて、見に行ったんです。当時、生後3カ月だったこの子が、私とパッと目が合った瞬間、ニャーと甘えるように鳴いたんです。それでなんの迷いもなく、この子だって(笑)」(ひとみママ・以下同)
画家のクロード・モネの絵が好きなことから、子ねこはひとみママに「モネ」と名づけられた。ひとみママにとって、ねこを飼うのはモネが3匹め。
「20年以上前、マンションでシルバーのメスの雑種・ティピを飼っていました。ベランダ伝いにほかの部屋へ挨拶して回ったりして、みんなにかわいがられていたんですよ」
そのティピが妊娠し、4匹の子ねこが生まれた。そのうちの1匹だったジジが、ティピとともに暮らすことに。
「仲よしで、私が仕事で疲れたとき、いつも癒やしてくれました。それが、16年前にティピが失踪し、どこを探しても見つからなくなってしまいました」
さらに10年前には、ジジが天国へ。ペットロス状態になり、ずっとねこを飼う気が起きなかったが、最近になって、ねこと一緒に暮らしたい気持ちがよみがえってきたという。
モネは物怖じせず、初来店のお客でもすっと横に近づき、昔からの知り合いのように愛想よく振る舞う。
「うまいお客さんのカラオケは普通に聴いているんですが、下手な人のときは『やめてくれ〜』と言わんばかりにソファの下に隠れるんですよ(笑)」
ママ以上に、お客さんの扱いに長けているかもしれない!
(週刊FLASH 2017年12月12日号)