ライフ・マネー
お値段5万円!ロッテの「懐かしガム」とガムスタンド

ロッテのガムスタンド&ガム
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
写写丸(以下、写) おお、この赤いスタンドといえば!
大崎 そうです。今回は “お口の恋人” こと、ロッテのガムスタンドとガムをご用意しました。昔はスーパー、タバコ店、焼き肉店などに設置されていました。
写 懐かしい光景ですね。手前のグリーンガムとコーヒーガムはパッケージが独得です。
大崎 こちらは当時のものですよ。とくにコーヒーガムは1990年ごろに一度販売を終了してしまいました。
写 それはすごい! 味がそのままなのか気になりますね(笑)。そもそも板ガムをあまり見かけなくなりました。
大崎 ガムを噛む人が減りましたし、板ではなくキシリトール入りの粒ガムが主流になりましたから。ただ、昭和時代は駄菓子屋のフーセンガムではなく、あえてロッテの甘くないミントガムを噛むということが、大人っぽい憧れの行為だったんですよ。映画やドラマでも、ガムを噛むシーンは多かったんです。
写 路上にポイ捨てする不届き者もいました。靴底につくと大変で……。ガムを踏むこともなくなりました。
大崎 よくも悪くも昭和時代の一風景。たまには板ガムもいいですよ。
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おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央