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お値段7000円!人気クイズ番組初「クイズダービーゲーム」

クイズダービーゲーム
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
写写丸(以下、写) お! これはあの伝説の番組ですね。
大崎 1976年から1992年までTBS系で放送された人気クイズ番組『クイズダービー』をボードゲーム化した「クイズダービーゲーム」です。1979年に発売されました。
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写 中央の解答者は、はらたいらさんに似ていますね。マンガ家と表記されていますが……。
大崎 出演タレントの許諾までは、取らなかったということではないでしょうか(笑)。この番組、視聴者も参加できるクイズ番組としては、当時最高峰だったと思います。参加者が解答者になるのではなく、文字どおりダービーのように解答者に持ち点をべットするというスタイルが斬新でした。 “三択の女王” こと竹下景子さんや、 “じつに上品” で知られた篠沢秀夫教授など数々のスターが誕生しました。もちろん、大橋巨泉さんの名司会ぶりも印象深いです。
写 ボードゲームは番組内容に忠実なようですね。
大崎 クイズはかなりの数が用意されているのですが、何度も遊ぶと、答えを覚えてしまうんです。そこは「自作してください」と説明書に記載してあります。おおらかな時代ですね。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央