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TRF・SAM、病院理事長の弟と初対談「ダンスにノーベル賞があれば兄貴は候補」医師の家系に流れる“健康”のルーツ

ライフ・マネー 記事投稿日:2026.03.12 06:00 最終更新日:2026.03.12 06:00

TRF・SAM、病院理事長の弟と初対談「ダンスにノーベル賞があれば兄貴は候補」医師の家系に流れる“健康”のルーツ

ダンサーのSAMと丸山記念総合病院理事長・丸山正統さん(写真・保坂駱駝)

 

 大河ドラマ『豊臣兄弟!』が話題の今、現代ニッポンにも“天下取り”さながらに活躍する「きょうだい」がいる。ダンスクリエーター・ダンサーのSAMの実家は1896年設立、現在は17の診療科を擁する丸山記念総合病院(埼玉県さいたま市)。当初は医師を目指したが、ダンスに熱中。1992年、ダンス&ボーカルグループ・TRFに参加した。

 

 現在の同病院の理事長は、弟の丸山正統(まさのり)さん。父・正義氏(同院2代目理事長)の後を継ぎ、地域医療を担う。SAMは2016年に一般社団法人「ダレデモダンス」を設立。高齢者向けプログラムの普及にも取り組んでいる。2人が語るファミリーヒストリー!

 

丸山正統 兄貴は4つ上で、ガキ大将だったよね。本名が正温(まさはる)だから、みんな「はるちゃん」って呼んで慕っていた。よく、野球や缶蹴りをしたね。

 

SAM 病院の駐車場が遊び場だったな。でも、同時に小学生のころから、親父には「将来は医者になるんだ」と言い聞かされてきた。

 

正統 それで、兄貴も僕も中学受験をして、それぞれ別の私立の進学校に通ったんだけど、僕の学校は生徒指導部がすごく厳しかったな。

 

SAM いや、どんな学校にも、各クラスに5人はチャラチャラしたやつがいるんだよ(笑)。そんな友達に誘われて、六本木のディスコに初めて行ったのが15歳のとき。高3のころには、毎晩のように窓から家を抜け出して、歌舞伎町のディスコに遊びに行ってた。朝方にこっそり、何事もなかったかのようにベッドに戻る。

 

正統 両親は、うすうす気づいてたはずだよ(笑)。

 

SAM いや、知っていたら、それを許すような家じゃないって(笑)。一度バレたときには、そのまま2週間、家に帰らなかったくらい。ただ、あのとき親父に「将来、何になってもいいから、真面目にやれ」って言われ、ダンスを仕事にする覚悟ができた。

 

正統 まだ兄貴がTRFでデビューする前、僕が大学4年生のときだったかな。学園祭に兄貴たちのチームをゲストで呼んだんだよね。

 

SAM そんなことあったっけ?

 

正統 あったんだよ。まだそれほどお客さんは入らなかったけど、兄貴たちが踊りに来てくれた。「まるちゃんのお兄さんって『リフラフ』のSAMの友達?」と聞かれて、「兄貴がSAMだよ」と返したら、すごく驚かれたこともあった(「リフラフ」はアイドル時代のSAMが所属していたグループ)。

 

SAM ぜんぜん知らない(笑)。

 

正統 ゼロからダンスの道を切り開いた兄貴は、本当にすごいと思う。ダンスにノーベル賞があるなら、候補になるくらいの存在だよ。ただ、家業を継ぐ側も今は本当に大変なんだよ。がんじがらめの医療業界のなかで、みんなギリギリのところで踏ん張ってる状態だから。

 

SAM ずっと、病院を継ぐなら正統だろうなと思って見ていたよ。昔から頭がよかったし、産婦人科の世界では、技術的にもすごく高いと聞いている。僕は地元の岩槻には寄りつかなかった時期もあったけど、2016年に一般社団法人「ダレデモダンス」を設立し、今は毎月、健康寿命を延ばす「ダレデモダンス」のワークショップを開いている。それはきっと、丸山家の“健康”というルーツに戻ってきたからだろうね。

 

取材/文・鈴木隆祐

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出典元: 週刊FLASH 2026年3月17日号

著者: 『FLASH』編集部

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