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元DeNA「小杉陽太」戦力外通告からわずか1カ月で起業家に

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.08 08:00 最終更新日:2023.02.20 18:00

元DeNA「小杉陽太」戦力外通告からわずか1カ月で起業家に

 

「現役最後の登板でも149キロ出ていた」にもかかわらず小杉陽太(32)が経営者に転じたのは、球団の親会社がDeNAに変わったことがきっかけだった。

 

「キャンプ前日のミーティングで、球団の方が経営状況や方針を話す時間ができたんです。寝ている人もいたけど、僕は興味を持って真剣に聞いていました」

 

 以来、ビジネス書を読み漁り、人づてで起業家に会い、下地を着々と築いたうえでの決断だ。2017年10月に戦力外通告を受けると、11月に起業。おもな事業はイベントの企画運営、PRの企画など。創業4カ月ほどで、事業の中身は幅が拡がりつつあるという。

 

「根底としては、人の感動や熱量を動かすプラットホームを作りたい。イベントにしても、そこからPRに繋げていくなど、エネルギーを分散させずに回していきたいんです」

 

 将来は、「縁のある横浜スタジアムでイベントを催す」ことが目標だ。元球界きっての技巧派が描くビジネスの青写真なら、勝ち星が見込めるはずだ。

 

こすぎようた
1985年生まれ 東京都出身 ドラフト5位で2009年に横浜ベイスターズに入団。187センチの長身右腕として2010年にプロ初勝利。2013年は先発ローテーションに入ったが、おもに中継ぎで、通算86試合に登板した

 

(FLASH DIAMOND 2018年4月15日増刊号)

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