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元千葉ロッテドラ1・大嶺祐太 引退後は焼き鳥店の店長に…「いつか沖縄県に野球塾を」転身で広がった夢の数々

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.04 06:00 最終更新日:2023.02.17 17:09

元千葉ロッテドラ1・大嶺祐太 引退後は焼き鳥店の店長に…「いつか沖縄県に野球塾を」転身で広がった夢の数々

大嶺祐太

 

 2月1日キャンプイン目前、「選手生活には一片の悔いもなし!」未知の世界に飛び込んだ、元ドラ1たちが「期待と不安」第2の人生を初告白!

 

 16年間のプロ生活を振り返り、2年めの2008年に挙げた初勝利が印象的と語る大嶺祐太。2007年、八重山商工高校からロッテに入団。9年めには先発として自己最多の8勝。プロでは16年で129試合に登板、29勝を挙げた。

 

 

ダルビッシュ有さんと投げ合えたことが嬉しくて。一生忘れられない特別な経験です」

 

 昨年末には石垣島で、高校時代の仲間が引退試合を企画。

 

「びっくりしました。引退を決断する前、『純粋に野球が楽しかったのは高校のころだな』と思い返していたんです。そのメンバーと十何年ぶりかに、また野球ができて楽しかった」

 

 昨年、妻・琴菜さんが経営する会社を引き継ぎ、同12月「焼き鳥職人 炭」をオープン。JR神田駅から徒歩1分の場所にある焼き鳥店だ。ふだんは厨房には立たず、接客と経営で店を支えるという。

 

 引退を決断したのが昨年10月。異例の速さでの転身に見えるが……。

 

「2019年に肘の手術をしたときから引退が迫ってると感じていて。一昨年、ロッテを戦力外になってから、引退後の準備はしていました。今は、1年後に自分の店を出すまでの修業と思って、名古屋の系列店と行き来しながら働いています。毎日1、2組はファンの方が来てくださるのが嬉しいです」

 

 飲食業での目標を語る大嶺だが、それ以外にも別の目標を掲げる。

 

「いつか、アパレルブランドを立ち上げたいと思っています。さらに、沖縄から初めてのメジャーリーガーを出せないかと考えています。自分の経験を伝えられる野球塾のようなものを、沖縄県内に作りたいです」

 

取材&文・高津和正

( 週刊FLASH 2023年2月14日号 )

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