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松本人志が人工肛門を公表…利用者の日常を現役ナース漫画家が解説「天然よりも全然清潔」

ライフ・マネー 記事投稿日:2026.07.24 22:04 最終更新日:2026.07.24 22:08

松本人志が人工肛門を公表…利用者の日常を現役ナース漫画家が解説「天然よりも全然清潔」

松本人志

 

 ダウンタウンの松本人志が大腸がんの切除手術を受けたことを公表し、ファンの間で衝撃が走っている。

 

 松本は7月17日、有料配信サービス『DOWNTOWN+』に出演し、ストーマ(人工肛門)の造設手術を受けたことを明かした。数カ月後には腸をつなぎ直す手術を受けるため、一時的なものだという。

 

 ストーマをつけた人を指す「オストメイト」は、日本では20万人以上といわれている。著名人では、俳優の故・渡哲也さんが1991年に直腸がんの手術を受け、オストメイトとなったことが話題となった。フリーアナウンサーの中井美穂は腹膜炎により1年間のストーマ生活を送ったことを、2016年に明かしている。

 

 とはいえ、まだまだストーマについての知識は広まっていないのが実態だ。

 

 ストーマ使用者はどのような生活を送っているのか――。現役の看護師で漫画家でもある「ぷろぺら」さんに話を聞いた。

 

 ぷろぺらさんは7月18日、Xに《ストーマ(人口肛門)が話題なのでこのチャンスに是非!ストーマのことをちょっと知ってください》と、イラストを交えて投稿。このポストは7月24日時点で320万回以上閲覧され、1万3000超の「いいね」が寄せられている。

 

「少しでもストーマのことを知ってもらいたくて、松本さんのニュースに便乗させてもらいました。理解が広まることで、受け入れ方も変わってくると思うんですよ」(ぷろぺらさん、以下同)

 

 看護師のキャリアは20年以上。そのうち、ストーマに関わる消化器外科の担当を約8年経験し、多くの患者に携わってきたという。

 

「ストーマになる方で多いのは大腸がん、直腸がんの手術を受けられた方です。それ以外にも事故で腸が破れてしまったり、なかには魚の骨を飲み込んでしまい腸に穴が空いたためストーマをされた方もいました」

 

 生活への影響はあるのだろうか?

 

「影響がないとは言いませんが、不便にならないように我々が手助けをしています。健常者の排便は、トイレに行って排便、お尻を洗って拭いて、パンツを上げるという流れですね。それがストーマの場合は、トイレで袋から便を捨てて、必要があれば装具を貼り替えるということになります。慣れてしまえば簡単です。ある意味、天然肛門よりも清潔なんです。もちろん、入浴も問題ありません。プールで泳ぐこともできます。

 

 今は企業努力で装具の形状や素材などもどんどん進化して、種類が星の数ほどあるんですよ。なので、その方の生活や仕事にも合ったものを選ぶことができます。ジョギングが好き、山登りが趣味、海外旅行にも行きたい、そういう要望にも、ぴったりな装具を我々看護師が探し出します。可能な限り、以前と同じ生活ができるよう努力しています」

 

 匂いや便が漏れることなどはないのだろうか?

 

「皮膚と装具との間に隙間が出て漏れることはありますが、しっかりと貼られていれば大丈夫です。逆に、天然肛門だって漏れることはありますからね。先ほども話しましたが、天然肛門よりもストーマの方が全然清潔なんですよ。

 

 やはりみなさん、最初は不安なんです。それはやはりストーマの知識、理解が一般にはまだまだ広まっていないことの証だと思います」

 

 とは言え、知人に「私、人工肛門なんです」と言われたら気を使ってしまう部分もあるが――。

 

「ストーマだと言わずに普通に生活、仕事をされている方も大勢いらっしゃいます。周囲が気を使ってしまうのは、やはりストーマに対する知識がないからだと思うんです。もっと知識や理解が広がっていけば、そんなに気を遣わなくても大丈夫だってなるでしょう。それに、自分や家族だっていつストーマ生活になるかわからないじゃないですか。そういうときの受け入れ方も違ってくると思います」

 

 ぷろぺらさんは、看護師や学生向けサイト「看護roo!」でナースマンガ『ぴんとこなーす』を連載中。医療の現場をわかりやすく紹介している。

 

 松本は『DOWNTOWN+』でストーマを公表した理由を「世の中にはたくさんストーマをつけている人がいるから、もっと知ってもらいたい」と語っている。この機会に、社会的認知・理解が進むことを願う。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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