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【「自動運転」最前線】完全な自律運転は実現するのか?ライフ・マネー 2018.06.12

位置関係を個別に認識できるアイサイト

位置関係を個別に認識できるアイサイト

 

 近年、自動車メーカーを取り巻く環境が、劇的に変化しつつある。欧米の著名なメーカーが中国やインド資本の傘下に入り、自動運転やEVといった新技術への法整備も進んでいる。もちろんこの流れには、日本のメーカーも巻き込まれている。はたして、日本車のたどり着く先は?

 

 まず、下の表を見ていただきたい。米国の自動車技術者協会(SAE)では、いわゆる「自動運転レベル」を0~5の6段階に定義づけしている。「自動運転」と呼べるのはレベル3以上。

 

【「自動運転」最前線】完全な自律運転は実現するのか?

 

 現在、運転に関するさまざまなサポートをおこなうシステムはレベル1~2の「運転支援」と呼ばれ、自動運転とは明確に区別されている。  

 

 運転支援システムについて、長い歴史を持っているメーカーがスバルだ。前身となった技術の開発が始まったのは1989年。1999年には「ADA」の名前でレガシィランカスターに搭載され、世界で初めての商品化に成功した。 

 

「その後、ADAの技術をベースに研究を続け、2008年、『統合型運転支援システム』を世界で初めて量産車で実用化したのが『アイサイト・バージョン1』です。開発の一貫した願いは『死亡事故をひとつでも減らしたい』という思いでした」(スバル第一技術本部先進安全設計部・喜瀬勝之部長・以下同)

 

 アイサイトは現在、その性能をさらに進化させている。運転支援システムは、排気ガス対策などの環境性能と同じくらい、広く普及することに意味がある、と喜瀬氏は語る。 

 

「アイサイトの技術は、SAEのレベルではレベル2ですが、前方の自動車だけでなく、ガードレールや自転車、歩行者なども認識できます。交通事故の危険性があれば、自動ブレーキによって衝突の被害を低減します」

 

 さらに、高速道路などでドライバーの負担を軽減するため、先行車に追従走行してブレーキをコントロールする技術、車線を逸脱しないようアシストする技術などが搭載されている。

 

 これらは皆、ステレオカメラを応用した運転支援の仕組みだ。今後、アイサイトは本格的な自動運転であるレベル3へと発展していくのだろうか? 

 

「もちろん研究はしています。開発段階ではレベル3~4は可能ですが、実用化して市場に出すかどうかは、また別の話になってきます」

 

 レベル3を達成するためには、たとえば現状の何倍ものセンサーなどが必要になってくるという。

 

「コストの上昇が車両の価格に跳ね返れば、自動運転車が普及しにくい状況になってしまいます。そこで、私たちが目指すのは『世界最高のレベル2』です。

 

 日本で、交通事故で亡くなる方は4000人を下回りました(2017年)が、命が失われるという大きな悲しみが4000近くもあったと考えると、私たちは慎重に、かつできる限り早く、運転支援を進化させなければと思っています」

 

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