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【ニャイス・トゥー・ミート・ユー!】写真スタジオのねこ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.16 11:06 最終更新日:2018.06.16 11:06
2017年6月にオープンした京都の「バーバー&フォトスタジオNAOKI」では、店主の河内雅男さんの愛猫、白キジのカイルと、三毛の朧がお客を出迎えてくれる。
20歳のときから理容師として活躍している河内さんは、小さいころからねこ好きで、実家にはいつもねこがいた。「飼っていたなかには、19年10カ月も生きた長寿ねこもいたんです」と振り返る。
「カイルと朧は、ともに保護ねこ活動をしている知人から譲り受けました。2017年6月に還暦を迎え、これ以上、年を取ると、子ねこから責任を持って飼うのが難しくなると思ったんです。いま赤ちゃんのねこが来て、20歳まで生きたとしたら、僕はそのころ80歳。ギリギリかなと」(河内さん・以下同)
2匹はきょうだいなどではないが、とても仲よし。先に店にやってきたカイルは、すぐに朧を受け入れた。
「カイルは朧がきちんとご飯を食べるのを確認してから、自分が食べ始めます。お客さんにねこじゃらしで遊んでもらうときも、まず朧に遊ばせるんです。自分も遊びたいんだろうに、後ろでじっと見ていることが多くて。妹思いのいいお兄さんなんですよ」
じつは河内家には、もう一匹、1歳のときから飼っている三毛ねこ「ミケ」(♀・14歳)がいる。めったに店には下りてこないが、若い2匹の教育係だ。
「ハサミのような光るものにさわったりと、2匹が悪さをしそうになると、ミケが睨みつけてね。おかげで、2匹は店ではとても行儀がいいんです」
まだ2匹とも遊びたい盛りの年齢。理容室のフロアをゴロゴロと転がりながら、ねこじゃらしに飛びついて遊ぶ。
「お客さんがやってきて、一度、抱っこしたら、2匹とも次にやってきたときにはちゃんと覚えていて、まとわりついていくことが多いです(笑)」
かわいいだけじゃなく、かなりの営業上手でもあるようだ。
(週刊FLASH 2018年4月17日号)