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反町隆史が乗った『GTO』本物劇中車を212万円で購入…23年毎日乗る男性の熱愛「800万でも売りません!」

ライフ・マネー 記事投稿日:2026.10.03 06:00 最終更新日:2026.10.03 06:00

反町隆史が乗った『GTO』本物劇中車を212万円で購入…23年毎日乗る男性の熱愛「800万でも売りません!」

スペシャルドラマ、劇場版『GTO』で使われたカワサキZ1

 

 ノーヘルにサングラス姿の型破りな高校教師・鬼塚英吉(反町隆史)。スペシャルドラマ、劇場版『GTO』で彼の破天荒な生きざまを支えた“相棒”といえば、カワサキのオートバイだ。

 

 真っ白なタンクに走る黒のライン、純正の4本出しから変更された無骨な黒の集合管(ショート管)、そして不良っぽさを残した段つきのカスタムシート。伝説のマシンである「本物の劇中車」を手に入れ、23年間にわたって乗り続けているのが、介護士の瀧澤明成さんだ。

 

「1999年11月12日発売のバイク雑誌に、『GTO』の劇中車が売りに出されているのを見つけたんです。翌朝にはもう、販売元のバイクショップ『ZEPPAN UEMATSU』に電話をして『買います!』と伝えていました。絶対に、手に入れたかったんです」

 

 絶版車専門ディーラー「ZEPPAN UEMATSU(株式会社ウエマツ)」は、ドラマ『GTO』への車両協力をおこなっていたショップであり、出処のたしかな正真正銘の“本物”だった。バイク好きの瀧澤さんは、とりわけ劇中車には強い思い入れがあった。

 

「当時、僕は4台のバイクを所有していて、映画『湘南爆走族』(1987年公開)の主人公・江口洋助(江口洋介)の愛車である『スズキ GS400』のレプリカを自作したこともありました。そんな僕にとって『GTO』のマシンは、車種もカラーリングもとにかくカッコよく、なにより『本物の劇中車』であるという点で、完璧な1台だったんです」

 

 雑誌に掲載されていた車両価格は118万円だった。

 

「ところが後日、ショップから『価格は198万円です』と告げられました。当時の同車種(24年落ち)の平均価格が70~80万円でしたし、金額が跳ね上がっていたので、いったいどの部品を交換したらこんな金額になるんだろうかと、正直、納得はいきませんでした。でも、すでに買う気満々だったので、『それでいいです!』と返事をしていました(笑)。最終的に少しだけ車検が残った状態で、総額212万円になり、2回の分割で支払いました」

 

 高額な出費となったが、鬼塚のバイクは、瀧澤さんの想像をはるかに上回るコンディションで納車された。価格差の理由は、徹底したレストアにあったようだ。

 

「新車みたいにピカピカでしたね。メーターを含めてさまざまな部品が新品に交換されていました。なにより、『あの劇中車を所有している』という満足感は格別でした」

 

 ベース車両は1975年式。すでに生産から約50年が経過している旧車となれば、維持費やメンテナンス費用もかさみそうだが……。

 

「4年ほど前にエンジンがかからなくなり、キャブレターのオーバーホールに5万円ほどかかりました。でも、大きな出費といえばそれくらいです。燃費もリッター18kmほど走ってくれますし、優秀ですよ。毎日、通勤の足として乗っています。シートだけはヘタってしまうので、別のものに交換して、オリジナルは保管しています」

 

 周囲に『GTO』の劇中車と伝えた際の反響は?

 

「うらやましがられるようなことは1度もないんです。これが本物の劇中車だと説明しても、『だまされてるんじゃないの?』『本物が手に入るなんてあり得ない』と疑われることばかりで。販売元のウエマツさんは、この『GTO』仕様のレプリカも販売していたため、同じ仕様のバイクが世の中に何十台と存在するんです。周囲から疑われ続けるうちに、僕自身も少し心配になり、検証してみました。テレビに映る鬼塚のバイクをコマ送りで確認し、画面を撮影して拡大すると、タンクの右下に小さな丸い傷があったんです。自分の車両を調べたところ、同じ場所に傷跡が残っていました」

 

 さらに後日、ショップに依頼して、正真正銘の劇中車であるという鑑定書を作ってもらったという。

 

「『GTO』の熱烈なファンというわけではないんです。でも、世界に1つしかない劇中車なので、僕がバイクに乗れるうちは、ずっと持ち続けていきます。もし『800万円で買う』と言われたら? 絶対に売りません!」

 

取材協力:ZEPPAN UEMATSU

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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