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【ニャイス・トゥー・ミート・ユー!】カフェバーのねこ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.23 12:42 最終更新日:2018.06.23 12:47
姫路城のすぐそば、スタイリッシュな雰囲気のカフェ&ワインバー「BUENA VISTA」では、店長の阪口仁美さんとともにハチワレ柄のねこ店長・ひじきがお客をもてなしている。
阪口さんの自宅には、ほかにベンガルのレオ(♂・18歳)など6匹のねこが。いずれも、近所で阪口さんが保護したねこだ。
じつは2012年の開店以来、店ではレオがずっと「店長」を務めていた。
「それが2014年、ほかに飼っていた『アントニオ』というねこが脱走してしまって。探しているなかで、アントニオと同じ、ハチワレ柄のねこと出会いました。それが、ひじきでした」(阪口さん・以下同)
縁を感じた阪口さんは、ひじきも保護することを決めた。その後、アントニオも無事見つかった。
「保護して病院へ連れていったところ、痩せてはいたものの、幸い病気などはありませんでした。そのころの、黒くてガリガリだった体の様子がひじきに似ていたので、『ひじき』と名づけました(笑)。
ずっとのら生活をしていたのに、すごく人なつこいねこでした。おそらく人間から嫌なことをされたことがなかったんでしょう」
小さな子供にさわられても平気なほど、人間にはフレンドリーなひじきだが、レオ店長とはそりが合わず、初対面で大げんかとなってしまう。そこで阪口さんは、レオを自宅に連れ帰り、ひじきを新店長に任命した。
「これまで、たくさんのねこと出会ってきましたが、こんなスペシャルなねこは初めて。店で数十人がライブイベントをおこなうこともあるんですが、どんなに騒々しくても寝ています。
レオはお客さんの食べ物を欲しがり、お客さんに『あげないで』と注意していたのに、この子はお客さんの食べるものには無関心。一度『ダメ』と?れば二度としない、とても賢い子です」
(週刊FLASH 2018年4月24日号)