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無駄な検査が多すぎる「人間ドック」費用と検査の質は無関係ライフ・マネー 投稿日:2018.10.03 06:00

無駄な検査が多すぎる「人間ドック」費用と検査の質は無関係

 

 自分の体をより細かく把握できる人間ドックだが、一方で、無駄な検査が多いとの声もある。おおたけ消化器内科クリニック(東京都港区)院長の大竹真一郎氏が語る。

 

「たとえば、『数ミリ単位のガンが判別できる』と鳴り物入りで登場したのが、PET検査です。これは、正常な細胞よりも活発に糖の代謝をおこなうガン細胞の特徴を利用して、ガンの有無を判定する仕組みです。

 

 

 しかし、国立がん研究センター中央病院の研究では、PET検査では85%のガンが見逃されていました。15%はガンを見つけられるので『無意味』とは言いませんが、『精度の低い』検査ではあると思います」

 

 また大竹氏は、前立腺ガンのPSA以外の腫瘍マーカーによる検査について疑問を呈する。

 

「腫瘍マーカーとは、ガン細胞が産出する物質です。その値が高くなっていれば、ガンの有無が判定できる、ということですが、腫瘍マーカーには、ガン検診には無意味なものも多いです。

 

 たとえば、大腸ガンや肺ガンの可能性が疑われるCEAという腫瘍マーカーがあるんですが、これは、タバコを吸うと数値が上がるんです。

 

 つまり、ガンにかかっていなくても数値が上がってしまうことがあります。そして逆に、ガンであっても数値が上がらないことがあります。腫瘍マーカーはガンの治療効果判定や再発の判定には有効ですが、早期ガンの発見には意味がないと思います」

 

 人間ドックのなかには、高額な検査費用を提示するところもある。しかし、その根拠があいまいな場合も多い。

 

「ある人間ドックは、ホテルのワンフロアを借り切って検査をおこない、派遣される医者は、大学病院の教授クラスです。こうした“付加価値”をつけて検査費用を高くしているんですが、そのことと検査の質はなんの関係もない、ということに注意してください。

 

 大学で教授を務めているということは、ある分野に関してはトップレベルだとしても、ほかの分野ではそうとはいえないかもしれません。それに、基本的に臨床はしていませんから、患者さんをちゃんと診察できるのか疑問です」

 

 高額な人間ドックを受けたからといって、健康になれるわけではない、ということだ。
(週刊FLASH 2018年9月4日号)

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