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秘蔵カラー写真で見る「60年前の日本」池袋駅
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.10.26 11:00 最終更新日:2018.10.26 11:00
1956年3月、駐留米軍の軍属として初来日したJ・ウォーリー・ヒギンズ氏は、日本人女性と結婚後、国鉄の国際部の仕事を手伝うようになった。鉄道好きだったヒギンズ氏は、以後、趣味と実益を兼ねて日本中を旅し、当時貴重だったカラーフィルムで、鉄道写真を中心とした日本の風景を撮り続けた。
その貴重な写真を、順次公開していく。
この写真は、西武百貨店の屋上から東口方面を撮ったもの。
発展という意味では、池袋は新宿や渋谷に後れをとっていたが、そうは言っても、もともと奥地だったところを住宅用に開発して、そこからの人を都心に連れてくる西武池袋線と東武東上線があった池袋は、昭和30年代、すでにかなり賑やかな場所ではあった。
記憶が正しければ、池袋の西武百貨店本店は、当時都内で一番大きなデパートでもあった。
その後、サンシャインシティが巣鴨拘置所跡にできた。アメリカでは、都市によっては拘置所が雇用機会を生み出す重要な産業だというところもあるが、日本では、拘置所は開発の理由にはなっていなかった。
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写真はJ・ウォーリー・ヒギンズ氏の新刊『秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』(光文社新書)から転載しました。半世紀以上の歳月を経て、なお色褪せない6000枚の中から、選りすぐりの382枚を、当時の思い出話とともに公開します。
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