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秘蔵カラー写真で見る「60年前の日本」岡山
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.05 11:00 最終更新日:2018.11.05 11:00
1956年3月、駐留米軍の軍属として初来日したJ・ウォーリー・ヒギンズ氏は、日本人女性と結婚後、国鉄の国際部の仕事を手伝うようになった。鉄道好きだったヒギンズ氏は、以後、趣味と実益を兼ねて日本中を旅し、当時貴重だったカラーフィルムで、鉄道写真を中心とした日本の風景を撮り続けた。
その貴重な写真を、順次公開していく。
●岡山市城下(岡山県)1957年4月24日
当時は車がほとんどなかったから、道路の舗装の必要性は低かった。人が歩くだけなら、泥で困ることはあっても、ほこりが舞い上がることはほとんどないからだ。
道路の舗装というのは、車の往来が増えて、車が巻き起こすほこりを抑えるために初めて必要が出てくる。そういう意味では、移動手段としては電車がまずは先に来る。電車で移動している間は舗装は要らない。舗装は車の量が増えてからの話だ。
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写真はJ・ウォーリー・ヒギンズ氏の新刊『秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』(光文社新書)から転載しました。半世紀以上の歳月を経て、なお色褪せない6000枚の中から、選りすぐりの382枚を、当時の思い出話とともに公開します。
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