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どうする「実家の墓じまい」確認すべきマニフェストとは?

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.10 16:00 最終更新日:2019.01.10 16:00

どうする「実家の墓じまい」確認すべきマニフェストとは?

 

 実家をたたむとともに、墓じまいを考える人は多いだろう。業者はどう選ぶべきか。

 

「残念ながら墓石を不適切に処理したり、不法投棄をおこなう業者もいます。その業者がどう処理するか、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を発行しているか、コンプライアンスを遵守しているか、をしっかり確認しましょう」

 

 

 こう話すのは、年間700件以上の墓じまい実績がある株式会社美匠(奈良県橿原市)の中西社長。

 

「工事で追加料金が発生し、見積もりより高額になったという話も聞きます。追加料金の有無を事前に確認しておくと安心です」(中西氏)

 

 墓じまいには『受入証明書』『埋葬証明書』『改葬許可申請書』が必要となるが、代行したりアドバイスをくれる業者もある。

 

「お墓をなくすだけでなく、新しい形で供養するのが墓じまいです。ご親族と話し合い、理解してもらうことが大事。

 

 寺院から『離檀料』を求められるトラブルが報じられますが、突然離檀を寺院に伝えるのは失礼であり、問題のもとです。

 

 長い間墓を守ってくださったことに感謝し、事前にきちんと相談されることをおすすめします」(中西氏)

 

 墓じまい後の遺骨は樹木葬などの永代供養、散骨、手元供養などの方法がある。

 

 家族や親族が集う機会に話し合ってみてはどうだろう。
(週刊FLASH 2019年1月1、8、15日号)

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