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花粉症カリスマ医師が教える予防と治療の最前線まとめた ライフ・マネー 2019.03.11

 

 気象情報会社の発表によれば、2019年は、昨年比で「東京4倍、神奈川5倍」という飛散予想が出ているほど、今年も猛威を振るう花粉症。

 

 全国に2000万人いると言われている花粉症患者にとっては、この季節はまず症状を予防したいところ。そのためには、症状抑制のメカニズムを知るのが大切だ。

 

 

 免疫学が専門で、アレルギー治療にも詳しい、銀座医院の竹田義彦院長はこう語る。

 

「花粉症治療に用いられる薬はおもに2種類。アレルギー反応は体内で『ヒスタミン』が放出されることで起きるので、それを抑える『抗ヒスタミン薬』が主流です。

 

 もうひとつは、血管透過性を高めることで、鼻水などを引き起こす『ロイコトリエン』の作用を抑える、『ロイコトリエン受容体拮抗薬』です」

 

 以上を踏まえ、食生活で症状が防げるか、竹田院長に聞いた。

 

「オメガ3系脂肪酸の一種である『EPA』や『α-リノレン酸』には、ロイコトリエンを抑える作用があります。EPAは青魚、α-リノレン酸はエゴマ油や亜麻仁油に多く含まれます。これらを積極的に摂ることで、予防が期待できます」

 

 また、「乳酸菌」と「ビタミンD」は、花粉症予防に効果ありとの研究報告がある。

 

「乳酸菌はヨーグルト、ビタミンDはキクラゲやあん肝などに多く含まれています。人間は紫外線を浴びると、体内でビタミンDが合成されるので、適度に紫外線を浴びることも必要です。

 

 ほかに、粘膜を強くする『ビタミンB群』、コラーゲンの生成を促す『ビタミンC』なども、粘膜保護という意味では、間接的には有効です」

 

 症状そのものを出さないために、治療法の研究も進んでいる。花粉症など、アレルギー性疾患の権威といわれる、日本医科大学付属病院・耳鼻咽喉科部長の大久保公裕医師が解説する。

 

「薬物療法、手術療法は、いずれも対症療法でした。そこに体質そのものを変えて、症状が出にくくする根本的な治療として、『アレルゲン免疫療法』が登場しました」

 

 アレルギーを引き起こす物質「アレルゲン(花粉症の場合はスギ花粉エキス)」を少しずつ体内に蓄積させ、体質を変えていく方法で、以前は週1回程度、病院でエキスを注射しなければならなかった。

 

 だが2014年、「舌下免疫療法」が新たに保険適用になった。

 

「1日1回、エキス入り錠剤を舌の裏から摂取するだけです。患者の負担が大幅に少なくなりました」

 

 代表的な薬には「シダキュア」があげられる。欠点は、アレルゲンと同じく、少しずつ服用して体を慣らすため、治療が終わるまで3年以上もかかること。

 

 そこで最近、より短期間で効果を上げる、免疫療法が注目されている。そのひとつが、わずか6回の注射で完治を目指す「ペプチド免疫療法」だ。

 

「舌下免疫療法は、毎日少しずつアレルゲンに慣れさせる方法ですが、これは『ペプチド』という物質を使って、一気にアレルギー反応を抑えます」

 

 さらに、遺伝子組み換え技術により、ペプチドを蓄積させた「スギ花粉症緩和米」の開発も進められている。

 

「これを毎日、食べることで花粉症を発症しない体質になることが期待されています」

 

 これぞ究極の「予防食」になる!? 


(週刊FLASH 2019年3月19日号)

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