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やんごとなき「皇室献上品」青いダイヤと呼ばれる梅

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.21 11:00 最終更新日:2019.04.21 11:00

やんごとなき「皇室献上品」青いダイヤと呼ばれる梅

 

 平成の終わりに味わいたい選りすぐりの逸品が、「宮内庁御用達」と並び、栄誉ある「皇室献上品」。皇室献上品とは、民間から天皇家や宮家に献上される物品のこと。皇室が使うために購入する御用達と違い、全国からお墨付きの自信作が集まる「名産品のセンバツ大会」なのだ。

 

 皇室献上品は、どのように選ばれるのか。宮内庁総務課に聞いた。

 

 

「地方自治体を通じておこなわれ、個人では献上できません。皇室の方々が訪問された地域の名産品や、各地方の特色ある地場産品が献上されます。明治、大正から献上されている品も多く、現在、新たな品はお受けしておりません」

 

●「福井梅」(青梅)
【福井県若狭町】3Lサイズ1kg 750円(本誌調べ)

 

「剣先」と呼ばれる当地の青梅は、果肉がとても厚いので、梅酒に適している。名前のとおりに先端が尖っているのが特徴。別名「青いダイヤ」とも。昭和52年に、三笠宮妃殿下が梅酒を召し上がったことがきっかけで、毎年献上することになった。

 


(週刊FLASH 2019年4月16日号)

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