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イオンでイオンカードは損!ポイントが2倍貯まる裏技は…

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.30 16:00 最終更新日:2019.05.30 16:00

イオンでイオンカードは損!ポイントが2倍貯まる裏技は…

 

「イオンで買い物するなら、イオンが発行しているクレジットカード『イオンカード』で払うのが、いちばんお得−−。そう思っている人が圧倒的に多いでしょう。

 

 しかしじつは、別のクレジットカードを使うほうが、より多くのポイント還元を受けられて、結果、お得になるんです」

 

 

 こう話すのは、200枚以上ものクレジットカード、ポイントカードを保有し、その最新情報を発信するサイト「ポイ探」代表取締役の菊地崇仁氏だ。

 

 新年度がスタートしたばかりの時期は、店頭でもクレジットカードの入会キャンペーンが盛んにおこなわれていた。そのときに「うちで買い物するなら、このカードがベスト!」などと甘い勧誘を受け、つい入会してしまったという人もいるのでは?

 

「キャンペーンでは、いろいろな特典の説明を受けると思います。そのため、発行元が “公認” の『定番クレジットカード』がいちばんお得と思うのも無理はありません。しかし、必ずしもそれが正解とは限らないんです」

 

 菊地氏に、そんな「定番カード」のNG使用法の、代表的なケースを聞いた。

 

 まずイオンカードは、通常200円の買い物につき「ときめきポイント」が1ポイントつく(還元率0.5%)。ただし、イオングループの対象店舗(イオン、イオンモール、ダイエーなど)で買い物すると、200円につき2ポイントが付与される(還元率1%)。

 

 さらに、毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」には買い物代金が5%オフ、毎月10日の「ありが10デー」には、ポイントが5倍になる。これだけの特典があるのに、じつはそれ以上のカードがあるという。

 

「セディナが発行する『OMCカード』なら、イオンでの買い物200円につき、つねに『わくわくポイント』3ポイントが付与されます(還元率1.5%)。年会費は1000円ですが、年間60万円以上のカード利用で無料になります。

 

 わくわくポイントは、キャッシュバックも可能です。『お客さま感謝デー』や『ありが10デー』には対応していませんが、それは『WAON POINTカード』の提示で解決できるんです」   

 

 WAON POINTカードは、クレジットカード機能のない、純粋なポイントカード。発行手数料、年会費は無料だ。会計時に提示すると、現金、クレジットカードいずれの支払いでも、200円につき「WAON POINT」が1ポイント貯まる。イオン独自のサービスデーの恩恵を受けられる。

 

「WAON POINTカードを提示したうえで、OMCカードで決済すれば、ポイントの二重取りが可能です。還元率は、OMCカードが1.5%、WAON POINTカードが0.5%なので、いつでも合計2%のポイントをゲットできます。ポイント還元が1%のイオンカードより、圧倒的にお得です」

 

 ちなみに、WAON POINTカードを提示してイオンカードで決済、という支払い方では、ポイントを二重取りすることはできない。

 

 また、旅行好きな人なら、イオンでの買い物はJALのマイルが貯まる「JALカード」を使うのもおすすめだ。イオンはJALカードの特約店になっているので、通常の2倍のマイルが貯まる。 

 

「そのメリットを最大限に生かすには、買い物でのマイルが2倍貯まる『ショッピングマイル・プレミアム』への加入がおすすめ。年間3240円の会費がかかりますが、特約店ではマイルがぐっと貯まりやすくなります」

 

 通常、イオンでの買い物で貯まるマイルは200円につき2マイル。しかしこのサービスに加入すると、100円につき2マイルと、さらに2倍貯まる。しかもこちらは、WAON POINTカードを提示し、ポイントの二重取りが可能だ。


(週刊FLASH 2019年6月4日号)

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