【「親の保険」の見直し方】
● STEP(1)「親の保険」をリスト化する
「保険証券」を用意し、郵便物もチェックする。月々の保険料、保障内容、保険金、契約者、被保険者、受取人などをノートなどに書き出す。
●STEP(2)「必要な保険」「不要な保険」に分類
チェックポイント1:保障内容が重複しているものはないか
親世代は、保険会社にすすめられるがまま、似たような内容の保険に複数加入していることも多い。
チェックポイント2:現状に合わないものはないか
すでに車の運転をしないのに自動車保険に加入しているなど、ライフスタイルに合致していない保険に加入していることも。
チェックポイント3:過剰な保険になっていないか
公的医療保険制度の利用を考え、本当に必要な保険かどうかを吟味しよう。契約時より保険料が上がっているものも。
チェックポイント4:高リスク商品はないか
「変額保険」「外貨建て保険」などは、素人にはわかりづらく、元本割れする可能性も高い
●STEP(3)「不要な保険」の解約、内容、名義人等の変更
解約は原則、契約者本人しかできないので、親と話し合い手続きをおこなうこと。継続する保険は、契約者や受取人の名義変更や「払済」にすることも検討しよう。
(週刊FLASH 2019年9月3日号)