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プロレス実況アナが「豆苗とひき肉の甘辛丼」作りを実況したら…

ライフ・マネー 投稿日:2019.08.30 16:00FLASH編集部

プロレス実況アナが「豆苗とひき肉の甘辛丼」作りを実況したら…

 

 全国3000万人のプロレスファン……もとい1億2000万人のみなさん! いよいよ9月が目前ですが、蒸し暑さにバテていないですか? 今日は「豆苗とひき肉の甘辛丼」を作るのではなく、作る過程を実況させてもらいます。レシピの提供は『月たった2万円のダイエットふたりごはん』を発売中のイラストレーター・奥田けいさんにお願いしています。それでは、さっそく料理スタート!

 

 

 令和元年、台所というコロッセウムで繰り広げられる料理という名の戦い。ひと口の愉悦のために、サラリーマンたちは、満員電車に揺られ、上司に怒鳴られ、取引先に頭を下げて、それでも辛抱に辛抱を重ねて1日を送って参りました。その料理の最初のひと口を放り込んだ瞬間、彼らの表情に浮かぶのは栄光か絶望か! まずは選手…もとい材料の紹介を致しましょう!

 

豚ひき肉…100g
ニンニクチューブ…4センチ
サラダ油…小さじ1
もやし…1袋
豆苗…1袋
パプリカ…四分の一
ごはん…300g
七味…適宜

 

【合わせ調味料】
醤油…大さじ3
みりん…大さじ3
水溶き片栗粉…大さじ1

 

(1)まずは、豚ひき肉をニンニクとサラダ油で炒めてまいります。燃える闘魂がジュージューと唸りをあげているようだ。ひき肉に火が通ったところで、千切りにされたパブリカがフライパンという名のリングにフライング・ボディ・プレス。ひき肉とパプリカの名勝負数え唄! 両者に火が通ったところで、もやしと半分の長さに切った豆苗が乱入する!

 

(2)フライパンのなかは戦いのネバーエンディングストーリー! 揺れるフライパンのなかから選手たちが這い上がろうとしている。おーっとここで、合わせ調味料が加えられた! とろみがついていく。闘いのワンダーランドだ。

 

(3)なんと最後に出てきたのは、ごはんを入れた丼。デカイ、デカイ! あまりにもデカイ! そこにフライパンの中身を1人民族大移動! そして丼のなかにダイブ!

 

 レフェリーが3カウントを数える!(1、2…3!)試合終了!

 

 サラリーマンたちの表情に浮かぶのは栄光でも、絶望でもありませんでした。瞳に光るのは涙。ただただ、美味い! もやしと豆苗のタッグは火を通しすぎないことで、シャキシャキ感が残り、食べ応えもあります。

 

 何よりも風味がいい。料理において、勝敗を決するのは、筋肉ではなくニンニクなのであります!

 

おくだけい 1990年生まれ 三重県出身 大阪樟蔭女子大学学芸学部インテリアデザイン学科卒。自身初の書籍『月たった2万円のふたりごはん』(幻冬舎)が10万部のベストセラーに。現在、『月たった2万円のダイエットふたりごはん』(KADOKAWA)が発売中

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