【チェック後に…「男性の更年期障害」検査~治療はこう進む】
《事前》
●問診表記入
検査前に、男性更年期障害の症状に該当する項目の有無を確認。
「ここはボケなくていいですよね?」(中川)
《検査》
●身長体重
174cm、体重68.5kgの中川。体脂肪率は標準だったが、脚の筋肉量の少なさが露呈。
「テレビを見ながらでもいいので、朝晩5回程度のスクワットから始めるといいでしょう」(鈴木医師)
●血管・血液
血管などの状態を計測中。この後に採血をおこなう。血液検査で、男性ホルモン(テストステロン)の数値を計測する。
「血液中の数値のほかに、患者さんの主観も加味して評価をします」(鈴木医師)
●指の長さ
「2D:4D検査」で、指の長さを計測。人さし指より薬指が長い人は、男性ホルモンが多い傾向がある。飲み会で使えそうな知識だ。
●腹囲
男性ホルモンは、脂肪やコレステロールの代謝にも影響を及ぼす。
「筋肉量の多い人ほど、男性ホルモンの分泌量は多いです」(鈴木医師)
●骨密度
骨年齢は40代で「骨量がやや少なく、要注意」との診断だった中川。骨の強化にはカルシウムとビタミンDを同時に摂取するのが有効。
《診察》
男性ホルモンの増加には、勝負事をしたり、女性とのデートも効果的。同クリニックは大阪などにもある。
《治療》
●ホルモン投与
テストステロンの筋肉注射を打つ。
●塗り薬受け取り
塗り薬の場合は、陰嚢に1日1回塗布する。
(週刊FLASH 2019年11月12日号)