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勘違いだらけの「体にいい食品」肉は焼くな、煮るか茹でろ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.03.23 20:00 最終更新日:2020.05.07 13:32
「健康」をうたう食品を、全面的に信用していいのだろうか? 新潟大学名誉教授の岡田正彦氏と、管理栄養士の麻生れいみ氏に、「体にいいもの」の意外な側面を解説してもらった。今回は「肉類」だ。
肉類には、豊富なたんぱく質のほか、アミノ酸、カリウム、ビタミンB群などの栄養素が含まれ、最近では、高齢者にもっと食べるようすすめる医師も多い。
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「肉類には、飽和脂肪酸により血中コレステロールや中性脂肪が増えて、動脈硬化が起こりやすくなるリスクがあります。また、気をつけなければいけないのは、肉を高温で調理すると、発ガン物質が発生してしまうことです。
焦げた肉を食べると大腸ガンの発症率が高くなるというデータもあります。焼き肉では、焦げた肉をできるだけ食べないようにしてください。おすすめは、すき焼きかしゃぶしゃぶです」
(週刊FLASH 2020年3月17日号)