紐状のビキニをまとった超むっちりボディの黒髪の美女が、豊満な胸を自ら揉みしだく……。これは昨年9月20日に発売されたエロDVDのワンシーン。いわゆる“着エロ”といわれるジャンルのなかでも特に過激な作品なのだが、じつはこれに出演している浅尾美和似のM嬢が、なんと警視庁の元夫人警察官だったことが判明。一部報道で明らかになったものだが、以来、警視庁内部でも話題が沸騰しているという。
「記事が出てから、いろんな方面から問い合わせがあったんだよ。あのコはどこの警察署にいたのかってね。なかにはいきなり『Mちゃんのことで……』と彼女の芸名で話しだす者もいたね」(警視庁詰めの記者)
別名義のものも含めると、彼女はすでに3本のDVDで主演。さらに撮影会も開くなど、その世界ではちょっとした有名人になっている。ちなみにあるプロフィルでは、彼女の3サイズはB90・W56・H84のGカップ。昨年11月の時点で22歳とのことだ。
そんな彼女が昨年まで婦警として勤務していたのは、東京西部の警察署だった。署の関係者はしぶしぶ事実を認めたうえでこう話す。
「確かにその女性警察官は、本署に在籍していました。昨年、一身上の都合で辞めています。何か問題があって辞めたわけではありませんよ。報道は読みましたが、プライベートなことなので、何も申し上げることはありません」
彼女は昨年の秋ごろ退職したとされているが、M嬢名義の最初の作品を撮影したのは昨年8月。となれば撮影した時期が婦警として勤務していた時期と重なっていた可能性があり、地方公務員法に違反していた恐れがある。DVD制作会社の面接で彼女は「元警備員で、陸上をやっていた」と話したというが、『元警備員』と偽ったのは現職の婦警だったからかもしれない。
DVDの発売元のスタッフはこう語る。
「もともと警察を辞めたという話は聞いていましたけど、うちは肩書などをタイトルに入れないし、元婦人警官というのを売りにする気もなかった。まぁ、うちの作品が激しいものだったから取り上げられたんでしょうが、はっきり言って、迷惑ですね」
警察を辞めた理由は知らないという。だが金銭的な理由ではなさそうだ。
「エロDVDのギャラは安いですよ。過激さでギャラは変わってきますが、彼女の場合はだいたい20万円から25万円程度。その額を事務所と折半にすると、本人にはせいぜい10万円から12万円といったところでしょう」(DVD制作会社関係者)
(週刊FLASH 2013年6月18日号)