夜バナ
女子大生が「ロープアーティスト」に次々モデル志願
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.21 20:00 最終更新日:2018.06.21 20:00
コスプレで露出の限界を追究したり、大学の授業でセックスワークを調査したり……。いま、性文化に真面目に取り組む女子大生が増えている。
芸術性の高い緊縛作品で世界的に知られるロープアーティストHajime Kinoko氏。この日のモデルは、紗季さん(20・大学2年/仮名)と憂貴さん(20・大学2年/仮名)で、2人とも女子大生だった。
「月に5、6人、モデルになりたいと連絡がありますが、ふだんは素性を聞かないようにしているんです。今回初めて、『現役女子大生を探しています』とTwitterで募集したところ、すぐに8人から連絡が来ました」
Kinoko氏は「一縄会」という団体を主宰し、講習会「一縄教室」を開いている。
「教え子には女子大生もいます。発表会を開いたら、親御さんも観に来てくれたことがあったんです。帰り際にご挨拶させていただくと『アートですね』と。嬉しかったです。
今回も、親は大丈夫か、本当にモデルになっていいのかと確認しました。全体的に、自分の娘が緊縛が好きだと知っている親が多いんですよ」
今回、撮影に参加してくれた2人は友人同士の関係だという。
「モデルとして縛られたりすることは友達や親にも伝えています。心配もされるけど、みんな応援してくれています」(憂貴さん)
「ふだんは、学校が終わってから飲食店でバイトしています。今日は、この前の給料日に買ったお気に入りの下着で来ました」(紗季さん)
縛りはじめてから撮影を終えるまで、息をのむような5時間が過ぎた。肌についたロープの痕跡もそのままに、両親と暮らす自宅へと帰っていく2人だった。
はじめきのこ
2006年、縛りのパフォーマンスと作品制作を開始。フジロックフェスティバルやイタリアのファッションブランド「DIESEL」のイベントなどでインスタレーションをおこなう。そのほか最新情報は、Twitter(@Shibarijp)にて
(週刊FLASH 2018年6月5日号)