連載
【木村和久のぶらり艶旅】五反田(2)
連載FLASH編集部
記事投稿日:2016.03.24 21:00 最終更新日:2016.03.24 21:00
いよいよ風俗界の聖地、五反田に愚息ともども、足を踏み入れたわけだが、スマホで見る限り、レベルの高さに圧倒されまくりだ。
一応、人気店を選択し、場所を探す。五反田はホテヘルだ から、まずはオフィスに顔を出すのだ。
なにげない雑居ビルの一角に、受付がちゃんとあり、何も言わずに訪れても「すぐに入れます」と、言ってくる。 写真で好きなコを選ぶが、ロリ系の容姿とハタチという年齢に海綿体が激しく呼応し、そのコを選んでしまった。
指定されたホテルは、ビジネスホテル風だが、若いそのテの女性の出入りが激しい。これは病院の隣にある薬局、パチンコ店の隣にある換金所ぐらいの、密接な関係ぶりではないか。
ホテルから店に部屋番号を告げると、やって来たのは、写真から3割劣化させたコ。う〜ん、ぎりぎりセーフか。 けど全体は横に2割ぐらい膨張していた。写真だとデブかどうかわからない。
待てよ、全身が写っていた女のコもいたな。あまり顔にとらわれてはいけないんだ。
そもそも、顔写真の修整箇所だって、五輪エンブレムの真贋を見分けるくらい難しい。
心は曇りながらも、一緒にシャワーを浴びる頃には、愚息も機嫌を直し、戦闘態勢だ。
時間があったので、まずは攻めから試してみた。これが感度ビンビンで、彼女は「あばれはっちゃく」状態に。
今まで、感じたふりの名演技に何度も遭遇していたが、こんだけあからさまに感じてくれると、オレってテクニシャンかなって思うもの。
それでは攻守交代。受け身になったが、攻撃がいまひとつ弱い。いろいろしてもらうんだが、こっちがちょっといじると、すぐ感じてサービスがおざなりになる。
感じてくれて嬉しい半面、これは困った。
ヘルスでは、受け身か攻撃のどちらが優先か。これは一生を かけて解き明かす、男の命題かと思う。
そうこうしている間に、時間が過ぎ、最後のフィニッシュを決めようとなったが、時間切れとなる。ホテルという開放的な場所ゆえ、気が緩んだのかもしれない。
店舗型だと狭いし、近くに従業員がいる緊張感もあり、妙に燃えるんだがね。やはりヘルスは抜いてなんぼの世界だ。妙に余裕のあるふりは禁物ですな。
次回は早漏作戦でリベンジしますよ、そういうことかなあ〜?
(週刊FLASH 2015年9月29、10月5日号)