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白石小百合、局アナ時代に味覚障害「香水の勉強をしたら戻った」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.05.30 11:00 最終更新日:2020.05.30 11:00

白石小百合、局アナ時代に味覚障害「香水の勉強をしたら戻った」

手作りマスクを着用、手にはフレグランスフラワーのフラワーボックスを

 

 ステイホーム生活で流行している「オンライン飲み会」。元テレビ東京アナウンサーの白石小百合も、実践している。

 

「でも、リアルな飲み会と比べて、ついつい飲みすぎちゃうんですよね。きのうは、アナウンサー仲間とオンラインで飲んで、気づくとワイン1本あけていました(笑)」

 

 

 白石は現在、フリーアナウンサーとして活動しつつ、香水ブランド「Whitte」の社長として辣腕を振るっている。新型コロナウイルスの流行するなかでの暮らしを、オンライン取材で聞いた。

 

「完全に巣ごもり生活なので、化粧をするのも4週間ぶりです(笑)。時間だけは、たくさんあるので、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のオンライン授業を受けたり、ヨガを始めたりしています」

 

 明るく振る舞ってはいるが、3~4月に予定されていたイベントMCなどのアナウンサーとしての仕事は、ゼロになった。香水の販売についても、もちろん影響はある。それでも、困難のなかに勝機を見出すのが、経営者である。

 

「4月1日から1週間、福岡の百貨店・岩田屋本店でのポップアップストアで、香水の販売が決まっていました。ふだんは私自身が対面で販売させていただくことも多いのですが、感染が広がっていたこともあり、今回は自粛することに。

 

 お店側と協議して考え出したのが、おそらく日本初の “リモート接客” でした。店舗に電話を置いて、商品が気になったお客様が、私に電話をするという方法です。実際にかけてくださった方はおひとりでしたが、新たな試みができたと思っています」

 

 現在「Whitte」では、通販での購入者に、白石が手作りした布マスクをプレゼントしている。手作りのマスクは、色がひとつひとつ違う。そのおかげか、通販の売り上げは緊急事態宣言後も、微減程度だという。

 

「お客様に『香水をマスクにつけたりするのも、おすすめですよ』とお話ししたところ、マスクを作ってもらえないか、という要望があったのです。

 

 生地を問屋で買ってきて、家庭科の授業で習った技術を総動員して、作り始めました。『お客様のお役に立てれば』という気持ちで、時間を見つけては作っています」

 

 白石はテレビ東京にいたころ、ストレスで味覚を失った経験を持つ。

 

「甘いかしょっぱいかもわからないのに、食レポの仕事をする。つらい日々でした。でも、好きな香水の勉強をしたことで、嗅覚の刺激がよかったのか、味覚が戻ったのです。それが、香水にのめりこむきっかけでした」

 

 2017年に退社し、「Whitte」の代表となった。ピンチをチャンスに変える精神は、いまも生かされている。

 

「新型コロナは味覚、嗅覚に異変をもたらすウイルスだと報じられています。今後は人間と香水のつき合い方に変化が起こるかもしれません。

 

 いまは焦らずに、自分にできることを続けて、ポストコロナの時代に柔軟に対応できるように、インプットを増やしていきたいと思います」

 

しらいしさゆり
1987年12月16日生まれ 千葉県出身 法政大学卒業後、2010年4月にテレビ東京に入社。アナウンサーとして活躍する。2017年に退社し、香水などの製造販売をする「Whitte株式会社」代表に。伊勢丹をはじめ全国各地の百貨店で販売されるなどして話題を呼び、現在は、海外のビューティアワードでファイナリストに選ばれるまでになった。フリーアナウンサーとしても活動を続けている

 

※Whitteではビューティーアワードのファイナリスト選出に感謝して、初のサンクスセールをHP上のインターネット販売で開催中。売り上げの一部について寄付をおこなう。詳しくはWhitte公式LINEアカウントにて

 

写真・本人提供

 

(週刊FLASH 2020年6月2日号)

 

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