4位は、同じく日テレの忽滑谷こころアナ(ぬかりやこころ、22)。オードリーがMCを務めるアメフト番組『NFL倶楽部』に起用された。
「アメフトに特化した深夜番組ですが、葉山エレーヌアナや水卜麻美アナがアシスタントを務めるなど、歴代アシスタントの顔ぶれがすごいことで、エースへの登竜門としても知られている番組です。彼女も10年後には、水卜アナばりのエースに成長する可能性を秘めています」(同前)
明るさと素直さから、現場での好感度が高いのも注目ポイントだ。
「とにかく、“ひまわり” みたいな存在。忽滑谷アナが現場に入ってくると、パッと明るくなるというか、まわりを元気にさせてくれる。
新人アナとしては初めて、『Oha!4 NEWS LIVE』にレギュラー出演するなど、早くも頭角を現わしていますが、早朝4時スタートにもかかわらず、『おはようございます!』と、元気な声でスタジオ入りしています。
同じようなキャラで、岩田絵里奈アナが大物司会者やゲストからかわいがられていますが、次にくるのは彼女でしょう」(番組制作スタッフ)
体育会出身で、167cmというスタイルも、健康そのもの。
「中学・高校・大学と、聖心女子に通っていたお嬢様。中学・高校はダンスをやっていて、大学ではラクロス部で活躍していました。お母さんも、とてもきれいな方で、学生時代から美人親子で有名でした」(聖心女子大学の後輩)
5位は、フジテレビの佐久間みなみアナ(23)。自身のインスタグラムで、ハロウィンコスプレで踊る動画を公開し、「似合ってるし、かわいさ100万点」などと話題を呼んだ。
「上智大学では、学業優秀者として2回も表彰されています。内定者の研修で見かけたんですが、入社した途端にきれいになりましたね。当初は、渡邊アナのほうが目立っていましたが、いまや局内は、『お前はどっち派?』というふうに、人気を二分していますよ」(前出・フジ関係者)
大学3年時に「ミスソフィアコンテスト2018」でグランプリを受賞した美貌を生かして芸能活動を始め、『CanCam』の読者モデルや、ピアノロックバンド・教育番組の楽曲『左手とピアス』のMVに出演するなど、佐久間アナは入社前から多方面で活躍していた。
「英語だけでなく韓国語も堪能で、韓流アイドルにも詳しい。年齢相応の渡邊アナに比べて、どこか色気というか、落ち着いた雰囲気がある。廊下ですれ違ったら、すごくいい匂いがしました(笑)。
今、うちは深刻な報道アナ不足に悩んでいるので、『上層部は、佐久間アナを報道アナに育てようとしている』と聞いています」(番組編成担当者)
6位から8位には、テレビ朝日の3人娘、安藤萌々アナ(22)・渡辺瑠海アナ(23)・佐藤ちひろアナ(22)がランクインした。
「安藤アナは、『グッド!モーニング』にレギュラー出演しています。入社してすぐの抜擢は過去にもありましたが、入社式前に出演したのは、彼女が初めてだと思います。
成蹊大学では、体育会女子ゴルフ部の主将をしていたので、『一緒にラウンドしたい』と、鼻の下を伸ばしている局員はいっぱいいます(笑)。うちは女子ゴルフの中継に力を入れているので、安藤アナは『ゴルフ採用では?』なんて言われています」(テレ朝関係者)
10月から『くりぃむクイズ ミラクル9』のサブMCに抜擢されたのが渡辺アナだ。
「渡辺アナは、表情や仕草が『入社当時の弘中綾香アナに似ている』と話題になりました。弘中アナも『昔の私に似ているかも』と、かわいがっているようです。
『セント・フォースsprout』に所属していた経歴を持ち、新人のオロオロした感じがまったくなく、落ち着いています。くりぃむしちゅーと番組で共演することも多く、彼らのお気に入りといわれています」(同前)
佐藤アナは、4月から『ABEMA Prime』を担当している。
「入社時の面接を担当したのですが、出身が東日本大震災で被災した福島県の南相馬市で、そのときの話は少しグッときましたね。伝える力があるんだと思い、満点をつけました。
ただ、彼女は “ザ・新人” という感じで、いつもオロオロしています(笑)。ほっとけない初々しさが、魅力のひとつでもあるんですが……」(テレ朝ディレクター)
各局新人アナの「新人王」争いは群雄割拠。大手広告代理店のテレビ局担当者も注目している。
「父親の知名度や、局を挙げてのフォローを鑑みれば、TBSの野村アナが、新人の中ではトップなのは間違いない。ただ、少し食傷気味なくらいの推し具合で、視聴者に見透かされないかが不安材料。
対抗は、フジの渡邊アナ。今、女子アナ界最高のバストはテレ朝の三谷紬アナとされていますが、“ナギパイ” が、それに『待った!』をかけるはず。
ほかに注目度が増しているのは、日テレの2人。石川アナは『ZIP!』でお馴染みになり、忽滑谷アナも、局内での評判がすこぶるいい。テレ朝は3人の女子アナを採用しましたが、知名度で少し苦戦している。ただし、地上波だけでなく、提携しているABEMAなど多方面で活躍すると、視聴者の好感度も上がってくると思います」
TBSの野村アナが逃げ切るか、フジの渡邊アナが差し切るか、はたまた日テレ、テレ朝の女子アナがまくってくるのか――。「ポスト田中みな実」争奪戦は、盛り上がりを見せている。
(週刊FLASH 2020年12月22日号)