芸能・女子アナ
47都道府県「地元女子アナ人気ランキング」関西と愛媛に“圧倒的女王”…理由は?
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.30 06:00 最終更新日:2021.01.30 06:00
キー局アナから、フリーアナへ。そして、“女子アナ戦国時代” は地方局アナにまで――。
「近年、『ポツンと一軒家』(朝日放送テレビ制作)、『プレバト』(MBS毎日放送制作)、『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』(中京テレビ制作)など、地方発の番組が、キー局制作番組よりも話題になることが増えています。
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業界的にも、『地方には宝が眠っているかもしれない』と気づき始めているんです。そういった背景から、地方局の女性アナウンサーにも注目が集まるようになっています」(広告代理店関係者)
そこで本誌は、読者アンケートとインターネットでの一般アンケートを計1500人に実施。史上初の「都道府県別」人気女性アナウンサーランキングを作成した。
前評判どおりから、世紀の番狂わせまで、同ランキングには総勢160人が登場。視聴者たちが一人ひとり選んだ、47都道府県の本当の「愛され女王」は誰なのか?
意外ともいえる結果だったのが、視聴者数もけっして多くない愛媛県で14票も獲得した、「あいテレビ」の河野未来アナの躍進だった。彼女を支持する声には、「愛媛のために頑張ってくれている」(40代男性)、「ほかの地域からやってくる女子アナばかりだっただけに貴重です」(30代男性)などがあった。
競合がひしめく関西エリアを、大差で完勝した「ABCテレビ」の斎藤真美アナは大阪府出身。中京エリア1位のメ~テレ・望木聡子アナは三重県出身で、「地元出身で素朴なとこが好き」(50代男性)といった声が聞かれた。
地元愛から地元放送局に身を捧げた女子アナが抜群の人気を誇る傾向は、はっきりとあるようだ。
一方、テレビ神奈川の赤間有華アナが、2020年5月から始めたTikTokで3万人超のフォロワーを獲得するなど、テレビ放送以外で、キャラクターの強さが目立つケースも。女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏が解説する。
「いまはTVerやradikoのほか、YouTubeやインスタ、TikTokなどのSNSで、地方局アナがより身近な存在になりました。大家彩香アナが所属する『STV札幌テレビ』は、公式YouTubeチャンネルにも力を入れており、大家アナもふだんの番組とは違う表情を見せるなど、かなり充実した内容です」
地方局という枠を、簡単に超える時代になったのだ。
「当然、芸能事務所に注目される確率も高くなっています。元テレビ金沢の馬場ももこアナなど、フリーに転向し、全国デビューする地方アナも増えました。今後も、この流れは強くなっていきます」(丸山氏)
一方で、広島テレビの馬場のぶえアナのように、地元の名物アナとして長く現役で活躍する道もある。
「在籍アナウンサーが少ないこともあり、地方局では、さまざまな仕事をこなさないといけません。その過程で、実力と根強い地元人気を獲得できれば、30歳を超え、40歳になっても圧倒的な人気を背景に、第一線で活躍を続けられます。
若手のうちにフリー転身に挑戦するか、長く残って地元に愛されるベテランになるか、この二極化が顕著になるでしょう」(丸山氏)
それぞれの “女王” の形があった!
以下の関連リンクでは、全国の「地元女子アナ人気ランキング」の結果と、各地域の “女王アナ” 15人のコメントを大公開!
(週刊FLASH 2021年2月9日号)