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女子アナ日下千帆の「美女は友達」世界を駆けるブランドコーディネーターは井伊直弼の直系子孫

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.04 16:00 最終更新日:2021.02.04 21:51

女子アナ日下千帆の「美女は友達」世界を駆けるブランドコーディネーターは井伊直弼の直系子孫

日下アナ(左)とレアさん

 

 女性のキャリアは多種多様。『美女は友達』は、人生を謳歌する女性たちのキャリアインタビューです。

 

 

 今回ご紹介する美女は、ハワイ出身のブランドコーディネーター、レアニューマンさんです。ご本人は生まれも育ちもハワイですが、母方の家は井伊直弼の直系で、アメリカ人のお父様との間に生まれたクオーターだそうです。

 

 

 レアさんのお仕事は、日米間のビジネスを結ぶコンサルタント、ブランディング、商品PRと多岐にわたります。

 

 この記事を読みながら、「しばらく海外旅行に行ってないから、ハワイの海と陽射しが恋しいわ」などとノンキに考えている方も多いかもしれませんが、現在のレアさんの状況は、少し深刻です。

 

 2020年2月の東京出張、当初は3週間で帰国する予定だったのですが、コロナ患者急増で足止めを食らったまま、そろそろ1年を過ぎようとしています。

 

 いまだにアメリカに帰ることは叶いませんが、行動的なレアさんが活動を停止するわけもなく、現在は日本で新たなお仕事を開拓中です。

 

 子供時代のレアさんは、『リロ&スティッチ』のリロのように、小麦色に日焼けしながら、ハワイの自然のなかを走り回る元気な少女でした。

 

「ハワイの家族が、ホテルや高級住宅街にお花を配達する老舗の生花店を営んでいたため、子供の頃は、ハワイに別荘を持つ石原裕次郎さんのお宅へ、毎週の配達のたびについて行きました。裕次郎さんはとても素敵な方で、憧れの存在でした」

 

 大学入学でロサンゼルスに引っ越し、UCLAでビジネスマーケティングを学んだあと、貿易会社に就職。

 

「1990年代初頭、30代の女性社長が何億円もの取引するのを、毎日、横で見ていました。クライアントは三井、三菱、伊藤忠という、日本の名だたる商社ばかり。東京出張で接待を受けたときは、1人10万円以上のお寿司をごちそうになり、日本はなんて裕福な国なのだろうと驚きました」

 

 1995年、ソニーのアメリカ法人に入社。3年ほどディレクターアシスタントとして勤めますが、あるとき、ロサンゼルスの高級すし店で、中外製薬アメリカ法人の社長とたまたま隣り合わせました。そのご縁でヘッドハンティングされて、転職。ミラクルのようにキャリアの階段を駆け上がっていったのです。

 

「ロサンゼルスは世界のセレブが訪れる街。レストランで食事をするだけでもどんな出会いやチャンスがあるかわかりません」

 

第60回グラミー賞の会場にて(2018年)

 

 社長秘書として、世界有数の大手製薬会社ロシュとの提携も経験し、2003年に退社。2005年に起業し、ブランドのパテントを取るお仕事を始めました。

 

 このとき、独立をチャンスとばかりに、趣味とマーケティングを兼ねて豪華客船「クリスタルクルーズ」に乗船。2年間にわたって世界をめぐる船旅への出航となりました。

 

「この旅でエリートコネクションを築くことができました。そこで、新たに世界中のVIPの旅行をアテンドするビジネスを始めたのです。アフリカやモロッコ、地中海、エーゲ海、カリブ海のクルーズなどでアテンドを経験し、富裕層のニーズを学びました。

 

 あまりに移動が多いので、友人や家族から、その日の居場所はフェイスブックを見ないとわからないと言われていました(笑)」

 

 なんて行動的なのでしょう。世界中を飛び回って活躍される気力と体力を羨ましく思います。当然、日本で足止めされているからといって、じっとしてはいられません。

 

 クライアント企業の新店舗展開や商品開発はもちろん、ご自身で立ち上げたオリジナルブランドのバッグをネットで販売したり、日本環境衛生安全機構所属の検査員として、コロナ対策のパトロールに出かけたりしています。

 

「この1年の滞在で、日本には素晴らしいものがたくさんあることがわかりました。自粛明けには、日本の伝統とよい商品をもっと世界に発信していきたいです」

 

 日本での長期滞在は想定外だったかもしれませんが、新たなビジネスのヒントを得られたようですね。1日も早く、世界を飛び回る生活が再開できますように。

 

日下千帆(くさかちほ)

 

1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

 

取材協力・クレーム フレーズ ジェノワーズ

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