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女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」オードリー・ヘプバーン の飾らない生き方に憧れる

芸能・女子アナ 投稿日:2021.02.26 16:00FLASH編集部

女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」オードリー・ヘプバーン の飾らない生き方に憧れる

 

 オードリー・ヘプバーンの写真展「オードリー・スタイル 飾らない生き方」が東京・日本橋三越本店で開催されています。

 

 説明するまでもありませんが、オードリーはハリウッド映画黄金時代に活躍した女優です。1953年、『ローマの休日』で華々しくハリウッドデビューを果たし、アカデミー賞主演女優賞を獲得。その年にはブロードウェイの舞台『オンディーヌ』でもトニー賞を受賞し、一躍スターの仲間入りをしました。

 

 

 その後、『麗しのサブリナ』(1954年)、『尼僧物語』(1959年)、『ティファニーで朝食を』(1961年)、『暗くなるまで待って』(1967年)で主演女優賞にノミネート。

 

 ほかにも『シャレード』(1963年)や『マイ・フェア・レディ』(1964年)など数々の映画で主演を務めた20世紀を代表する女優のひとりです。

 

 1950年代から60年代にかけて、オードリーとオスカー主演女優賞を争った女優にはデボラ・カー、グレース・ケリー、ソフィア・ローレン、キャサリン・ヘプバーンなど「往年の」名女優がずらり。そんななか、オードリーには、現代でも色あせない魅力があります。

 

 いまアマゾンで販売されている写真集やオードリー本を数えてみたら、30冊以上もありました。この写真展も『オードリー・スタイル 飾らない生き方』という写真集が昨年出版されたのを機に、より大きな写真で楽しんでほしいとの想いから、今回の開催となりました。

 

 会場には老若男女、世代を超えてさまざまな人が真剣に写真に見入っていて、幅広い人気を実感します。

 

 1929年に生まれ、1993年に亡くなるまでの63年間は、女優として、一人の女性として、2人の息子の母として、また晩年には、ユニセフ親善大使としての顔もあります。

 

 オードリーとて普通の人間と同様、年齢を重ねていったわけですが、約130点の写真に写る彼女は、妖精のような美しさはもちろんですが、その時々すべてに輝いて見えます。

 

 それはなぜかなぁと考えながら写真を眺めました。

 

 意外なことに、本人は容姿についてずっとコンプレックスを抱えていました。約170センチという長身に、体重50キロの華奢な体とぺったんこの胸。大きな足、四角い顔に大きな鼻の穴……。

 

『ハリウッド・コレクション:想い出のオードリー・ヘプバーン』というフィルムで、友人のドリス・ブリナーは、オードリーが「自分の顔は偽物で、化粧で直しているの」と言い、翌日、スッピンのまま現れて、「見て! 目はないし、顔は四角でしょ」と言ったと述懐しています。

 

 世界一美しい目の持ち主だと賞賛されても、「いいえ、世界一美しいメイクです」と、メイク担当者の技術とセンスを称えたというエピソードもあります。

 

 目のメイクに力を入れていたのは、四角い顔と鼻孔を目立たせないためだったとか。なんだか微笑ましい話です。

 

 オードリーは華奢な体がもっとも魅力的に見えるシンプルな服を好みました。さすが、ファッション界のアイコン。そのスタイルはいま見てもおしゃれです。

 

 衣装は『麗しのサブリナ』以来、プライベートな服も含めて、フランスのユベール・ド・ジバンシィが担当。出会ったとき、彼は新進気鋭で1960年代のミニマリズム的デザインの先駆けでした。

 

「あなたが作ってくれたブラウスやスーツを着ると、服が私を守ってくれるような気がする」と言ってくれたとジバンシィ氏は語っていますが、本格的に演技を学んだことがない不安を常に抱えていたオードリーが、ジバンシーの衣装を得て、自信をもってカメラの前に立てたというのは興味深い話です。

 

 彼女は結果、女優はグラマラスな体型をよしとしたハリウッドに別の美があることを認めさせてしまいました。

 

 ユニセフ大使としての活動では、ソマリアなど厳しい状況にある国に足を運び、現地の子供たちと触れ合うオードリーの姿も展示されています。シンプルなシャツにパンツ姿、柔和で慈愛に満ちた表情が印象的です。自分の使命として、窮状を世界に訴え続け、多大な貢献をしました。

 

 山口路子さんの著書『オードリー・ヘップバーンの言葉』のあとがきに、ユニセフに出会ったことについて、「私にできることはわずかですが、思いがけない贈り物をもらった気持ちです。自分が有名になったのが、何のためだったか、今、やっとわかったからです」という言葉を残したことが記されています。

 

 気品があり、チャーミングな人柄が会った人すべてを虜にしたという話は枚挙にいとまがありません。写真を見ているうち、そんな人柄まで伝わり、すっかりオードリーのファンになってしまいました。

 

 映画『暗くなるまで待って』などの演技力を見れば、なぜもっと映画に出なかったのかとも思います。でも、愛する家族を第一に、その時その時を一所懸命に生きる、それがオードリー・スタイルだったのでしょう。つぶらな瞳は信念の強さも湛えています。

 

※写真展『オードリー・スタイル 飾らない生き方』

2021年3月7日(日)まで。日本橋三越本店本館7階(事前予約制)

 

●横井弘海(よこいひろみ)
 東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

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