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ASKAがハマった覚醒剤「依存症回復施設」では飲酒・AV厳禁

芸能・女子アナ 投稿日:2016.12.01 12:00FLASH編集部

ASKAがハマった覚醒剤「依存症回復施設」では飲酒・AV厳禁

『更生施設にいたASKA(ダルクではありません)』

 

「歌手のASKA元被告を警視庁が逮捕へ」というニュースが、11月28日14時過ぎに流れた。各局で生放送をしていたワイドショーは急きょ内容を変更し、その対応に追われていたところ、ASKA本人のものとされるブログが更新されるという展開に。

 

「はいはい。みなさん。落ち着いて。」
「間違いですよ。」
「陽性は、ありません。」
「100%ありません。」

 

 テレビを見ながらと本人が次々とブログを更新していたとみられ、「新しい対応だ」と多くの人の注目を一気に集めた。

 

 その後、尿の鑑定で覚醒剤の陽性反応が出たため、夜になって覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された。前回の逮捕からわずか1年半だったこともあり、ファンからは「やっぱり薬物依存からは簡単に抜けられないのか」という悲嘆の声があがった。

 

 ASKAは千葉市内の病院で治療プログラムを受けると同時に、薬物依存症の更生施設「DARC(ダルク)」にも関わっていた。

 

 ダルクとは、「DRUG(薬物)」「ADDICTION(病的依存)」「REHABILITATION(回復)」「CENTER(施設)」の各文字を組み合わせた造語。スタッフも元薬物依存者が務める。

 

 1986年、東京ダルクが第1号センターとして開設。現在、全国に60カ所近くある。本誌はかつて沖縄ダルクを密着取材している(2009年11月17日号)。

 

 いったい、依存症回復施設とはどのような場所なのか?

 

 沖縄ダルクは3階建て。1階は駐車場、2階はリビング、キッチン、バスルームと個室。3階は入寮者の部屋が2つある。リハビリを最優先に考えるハウスには多くの規則がある。

 

 アシスタントディレクターがこう語る。

 

「飲酒は禁止です。酔うと無意識に気が大きくなり、クスリを欲しがるようになる。音楽をイヤホーンで聴くことも禁止。幻聴を招きやすく、集団生活に馴染めずに孤立する元凶になるからです。

 

 エロビデオの鑑賞は性的ストレスを膨らますため禁止。

 

 タバコは禁止していません。かえってストレスを生じさせ、再びクスリに手を出すきっかけになるからです。

 

 また、クスリや逃走用の航空券などを隠し持っていないか持ち物検査をおこないます。しかし、隠し持っていても、厳しく追及しません。自ら告白するまで待ちます。自分自身で非を認めない限り、回復はありえないと考えているからです。

 

 門限は深夜12時ですが、外出する者はほとんどいません。彼らは薬物に鼻がきくので、夜の繁華街を歩けば、どこで薬物が買えるかは、長年経験してきた勘でわかるんです。

 

 万が一、外出してから15分たっても戻ってこない場合、全員で近所だけ探しにいきます。退寮者のなかには社会に出て、再びクスリをやって逮捕され刑期を終えて、ハウスに戻ってくる者もいます」

 

 薬物にハマッた人間が回復する困難さをサラリと言うところに、改めて薬物依存症の底なしの恐ろしさを垣間見た。

 

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