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女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」物欲コントロールができない

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.12 16:00 最終更新日:2021.06.12 16:00

女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」物欲コントロールができない

 

【宮崎さん、教えて!】

 

 最近、日々の物欲コントロールが難しいです。

 

 欲しいものが出てきたとき、ゼロから探すより、普段からアンテナを張っている方が素敵なものと出会えるんじゃないかなと思い、家具や日用品のおすすめ情報を常にチェックしているのですが、逆に欲しいものがたくさんあって困っています。

 

 情報を見なければ欲しくなることもないとわかってるんです。

 

 でも、素敵なものと出会いたい気持ちも強く、ジレンマを感じています。これは欲しい! と思ったとき、どうやって気持ちを落ち着かせればいいでしょうか。

 

 

【お答えしましょう】

 

 まず、捨てましょう!!!!!!!!!!!!

 

 それは本当に欲しいものなのか、必要なものなのか? という考えより先に「とりあえず、これ欲しい!!」が先に立っていませんか?

 

 部屋は片付いていますか? 欲しいものができたら、それを買うために何かを捨てなきゃダメ、という考えにしてみてはいかがでしょう?

 

 とりあえず洋服を例に取りましょう。

 

 洋服が欲しいなら、クローゼットを見て、どれだけの洋服があり、季節・シチュエーションに応じてどのくらい必要で、このクローゼットに入るのか? を考えましょう。

 

 私は、クローゼットに入るものしか買いません。いまのラインナップに満足していたら、洋服が欲しいと思わなくなりました。

 

 まずはクローゼットを整理します。そしたら、気に入ってたけど、けっこう汚れがあったり、嫌いではないけど、2シーズン着ていないな〜と思った洋服を見つけて、何着か捨てます。

 

 そして、クローゼットにスペースがあるときのみ、素敵なワンピースを見つけたら「この前、捨てたから、買おうかな」となります。

 

 でも、いまの洋服がすべて気に入って満足しているときには、洋服は目に止まりません。自分で必要な服が揃っているので、素敵なものに出会っても惹かれないのです。

 

 もしかしたら、他の男に目がいかない女性の心理に似ているかもしれません(笑)。いまの彼氏がとても好きで、満たされていて、愛されている実感がある。そこに、どんなかっこいい、お金持ちで親切な男性が現れても、見向きもしない感覚です。

 

 自分に必要な人はどんな人で、その人がいまそばにいてくれるから、新しい男性が必要ないので、他の男に興味を持てない・・・みたいな?

 

 逆に、いまの彼氏に満足しておらず、嫌いではないけど、好きかどうかもわからない。そんなに一緒にいたいわけでもないし、仕事も友達もいて楽しい・・・いつ別れてもいいし、そしたらまた、新しい人を見つければいいし。。。みたいな感覚でいたら、もっと楽しいことに目移りするかもしれないですよね?

 

 そう考えてみたらですよ???
 質問者さんは、いま持っている家具や身の回りにあるものが、本当に好きなものが揃っているのか、心を満たすアイテムで囲まれているのか、この機会にチェックしてみてはいかがでしょう。

 

 けっこうどうでもいいものがあったりしませんか? 自分が本当に欲しいと思っているものがハッキリしない。そんなとき、なにか素敵! 欲しい! みたいな感覚になって、すぐまた他のものが欲しい! になったりしていませんか?

 

 お恥ずかしながら・・・私も物欲お化けの時期がありました。いま思うと、本当にアホだったと思うのですが、19歳から20代の途中まで、ブランド物が大好きでした。

 

 大学生のときはルイ・ヴィトンにハマり、手帳もバッグも靴も、なんでもブランド品であれば満足でした。『CanCam』を見て、常に欲しいアイテムを探し、バイトして買う。。。その繰り返しでした。

 

 20年後のいま、そのとき買った物はなんにもありません。あのときの財布やバッグ、、、思い出せもしないですが、どこへいったのでしょう(笑)。

 

 当時はブランドが流行っていて、しかも宮崎から東京へ来て、、、ナイキとアディダスが一番のハイブランドだと思っていた私からすると、東京人になるにはおフランスブランドを持たないと田舎者に見られる! みたいな劣等感もあったように思います。

 

 また、自分に自信がないときもブランドに逃げていたように思います。自分の価値を、持っているブランドで補ってもらっているというか、このブランドのバッグを持っているから、私はすごいと思われたい・・・みたいな感覚もあった気がします。

 

 正直、いま物欲がないわけではありませんし、ブランド品に興味がないわけでもありません。ただ、どちらかというとフラットになりました。

 

 私はけっこうミニマム人間で、家にものがあまりありません。リビングも、観葉植物、ソファー、ダイニングテーブル、テレビ、サイドテーブルのみで、その上にものを置いたりしません。

 

 寝室も、ベッドと椅子2脚、空気清浄機のみ。クローゼットも隙間があります。バッグも使うものだけしか置いてないですし、靴も、シューズクローゼットの半分も使ってないです。

 

 夏に履くサンダル 4足
 スニーカー 2足
 ミュール 2足
 仕事用パンプス 2足

 

 以上です。でも、十分、春夏を越せます。

 

 私は使わないものは置いておかないので、秋・冬物はクリーニングに預けたり、オンラインクローゼットなど、秋冬物を預かってくれるところに保管します。

 

 ブランケットも、少し高かったけど、気に入って買ったので、もう10年使っています。まったく毛玉もできず、何度もコインランドリーで洗濯してもへたれません。この先も新しいブランケットを買いたいと思わないでしょう。

 

 探したりもしません。だって、探したら、このブランケットを捨てないといけないから。最近は、そういう思考になりました。

 

 歳を重ねてきたから、考え方も、お金の使い方も変わってきたところがあるかもしれません。なにが必要で、なにが不必要かなんて考えは、確かに若いときはなかったように思います。「これ欲しい〜!!!」だけですもんね。それって若さの証拠かもしれません。

 

 質問者さん。まず探す前に、いま持っているものを手放す! 捨てる! そして、部屋もきれいに片付けて、本当に必要なものだけにしてみてください。

 

 それでもまだ物欲がコントロールできなかったら、、、「ただ欲しい」だけの物欲は、なにかのストレスが溜まっている可能性もあります。そのときは、ぜひハーブティーなどで心を癒やしてください。

 

宮崎宣子(みやざきのぶこ)
 宮崎県宮崎市出身。早稲田大学卒業後、日本テレビアナウンサー。現在はフリーアナとして活動しつつ、実業家としてオーガニックハーブ販売中

 

※宮崎アナへの人生相談はインスタグラム@miyazaki_nobukoまたはinfo@smart-flash.jpで募集しています

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