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女子アナ日下千帆の「美女は友達」モエヤン漣さや香、ボイストレーナーになっていた

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.08.05 16:00 最終更新日:2021.08.05 16:00

女子アナ日下千帆の「美女は友達」モエヤン漣さや香、ボイストレーナーになっていた

日下アナ(左)と漣さん

 

 女性のキャリアは多種多様。「美女は友達」は、人生を謳歌する女性たちのキャリアインタビューです。

 

 

 室内外でマスクを着け、小声で話をする毎日ですが、時には大きな声で発声したいと思われている方におすすめしたいボイストレーニングがございます。元モエヤンの漣(さざなみ)さや香さんによるボーカル講座と話し方講座です。

 

 

 全身タイツに「ヌーブラヤッホー」でブレイクしたモエヤンは、池辺愛さんと漣さんのコンビです。実はお2人はミュージカル出身。その歌唱力には定評があり、絶頂期は歌番組を総なめにする人気ぶりでした。

 

 大阪府堺市出身の漣さんは、高校3年生のときにアジアボーカリストオーディションに合格し、18才で上京。その後、デビューまでの毎日、ボーカルとダンスのレッスンに明け暮れていました。そして、2000年に歌手としてメジャーデビューします。

 

「デビュー曲は『7BLADES』というゲームをクリアすると、エンディングで流れる曲でした。当時はまだ19才と若く、全国をキャンペーンで周る忙しい毎日を必死に過ごしました。しかし、アイドルっぽい活動にずれを感じるようになり、事務所を移籍しました」

 

 次は舞台を経験したいという思いから、ミュージカルのオーディションに挑戦。2003年に「東京メッツ」というミュージカル集団に所属します。ここで相方の池辺さんと運命の出会いを果たすのです。

 

「愛ちゃんから、お笑いやろうと毎日、口説かれてました。大阪出身の私は、お笑いが大好きでしたが、自分でやるのは難しいと思い、断っていました。でも、愛ちゃんが半年たってもあきらめないので、根負けしてOKしました」

 

 池辺さんの熱心な説得があって、モエヤンは誕生したのですね。

 

 常に新しいネタを考えるのは大変だと思いますが、ヌーブラヤッホーはどのように生まれたのでしょうか?

 

「あるとき、ネタを2人で考えていたのですが、行きづまってしまい、愛ちゃんの部屋のテーブルの上にあったヌーブラを壁に投げつけたのです。

 

 それがペタッと壁に張りついたのが面白くて、何度も投げながら、『ヌーブラヤッホー、張りつくヤッホー』とふざけていました。

 

 そのうちに、これをネタにしてみようと思い、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)オーディションで、おまけネタとして披露したところ、審査員から『お前らアホやん。めっちゃおもろい』と褒められ、その日から人生が変わりました」

 

 全身赤と青のタイツ姿で出演した瞬間、有名になったといいます。

 

モエヤン時代

 

 ミュージカルでの経験が生かされ、歌もダンスも素晴らしかったため、『THE カラオケ バトル』(テレビ東京系)など歌番組からのオファーが続きました。

 

 もちろん、バラエティ番組でも大活躍でしたが、雪山ロケなどの体を張る仕事も多く、体力的に厳しいと感じることもあったそうです。

 

 2013年、漣さんの結婚を機にモエヤンは解散。その後、家事や子育てに追われる日々を過ごしていましたが、実は最近、独身に戻り、新たなスタートを切られたばかりです。

 

「ボイストレーニングには、ビジネスマンもたくさんいらしてます。コロナ禍で声を出せるシーンが限られてしまったので、レッスンで発声してストレスを発散する人もいます。

 

 また、話し方講座では、プレゼンの台本を持参される方もいらっしゃいます。お笑いのキャリアを活かしてどこで笑いを入れるかなど、アドバイスしています」

 

 今後は、いずれまたエンタメ業界に風が吹くときのため、舞台の歌唱指導をしたい、日本のエンタメの向上に寄与したいと熱く語ってくださいました。

 

 情熱あふれる漣さんのお話を伺っていると、将来は歌唱指導だけでなく、舞台の総合プロデュースも手がけるような予感がいたします。

 

日下千帆(くさかちほ)

 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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