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香川照之「スッチー妻」が逃げ出した知られざる独裁ぶり

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.01.21 06:00 最終更新日:2022.08.24 17:33

香川照之「スッチー妻」が逃げ出した知られざる独裁ぶり

「私の力不足」と頭を下げた香川。写真:時事通信

 

 2014年7月5日。
 この日は、香川照之(51)が歌舞伎俳優・市川中車として初めて歌舞伎座の舞台に立つ記念すべき日だった。

 

 通常、歌舞伎役者の妻は、劇場のロビーに立ち後援会やひいき筋の方々にご挨拶をする。しかし、この日のロビーに香川の妻(46)の姿はなかった。代わりに、母である女優の浜木綿子(81)が頭を下げていた――。

 

 香川といえば、ドラマ『半沢直樹』の敵役・大和田常務役で知られ、人気実力ともにナンバーワンの俳優。

 

 父は二代目市川猿翁(77)、母は前述のとおり浜木綿子。幼いころに両親が離婚し、梨園に背を向けて育つ。

 

 しかし2011年、恩讐を超えて父と和解。2012年6月に歌舞伎俳優・市川中車としてデビューした。それもこれも、長男・政明くん(12)を市川團子(だんこ)として梨園に入れ、将来的に「市川猿之助」を継がせるためだと話題になった。

 

 親子の絆のストーリーに世間は喝采を送ったが、妻には喜べない決断だった。

 

「問題なのは、香川がほとんどひとりで独裁的に、こうした決断をしてしまうことです。奥さんにはいつも事後報告。それでも、2012年の襲名披露を奥さんは歯を食いしばってこなしました」(歌舞伎関係者)

 

 香川の妻は日本航空の元CA。1995年に結婚したとき、香川は東大卒が時々話題になる中堅俳優。歌舞伎界に入るそぶりもなかった。それから17年、突然彼女は梨園の妻になった。

 

「襲名披露の劇場では、着慣れない和服を着て中車の妻と團子の母の二役を務めた。人間国宝の坂田藤十郎をはじめ、共演の大物のお世話に、頼りになるスタッフはつきっきり。奥さんはひとりで、顔も知らない澤瀉屋(おもだかや)のごひいき筋に頭を下げ続けていました」(同前)

 

 香川は最近、父・猿翁の北軽井沢の別荘を売り払うなどの身辺整理、さらには澤瀉屋の機構改革に乗り出した。

 

「反発した市川右近が、市川右團次(うだんじ)を襲名し、澤瀉屋を離れることを発表した」(別の歌舞伎関係者)

 

 独裁的に振る舞う香川から、だんだん人が離れていく。ついに、妻まで。

 

「襲名興行が終わると、今度は團子単独の仕事が入った。マネージャー役は奥さん。家ではパーキンソン病と闘う義父・猿翁の介護もする。疲れ果てた奥さんは、香川に食ってかかった。この亀裂が最後まで埋められず、2年前から弁護士を立てて離婚の話し合いをしていた」(同前)

 

『半沢』で見せた土下座も妻には通じなかった。
(週刊FLASH 2017年1月3日号)

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