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ビッグダディ元妻 女子学生時代は「いたって普通のコ」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2013.07.04 07:00 最終更新日:2019.12.14 12:52

 ビッグダディの元妻として注目を浴びている林下美奈子さん(30)。彼女は’83年2月、愛知県豊田市に生まれた。父は技術者としてトヨタ自動車に勤務。最初、家族の住まいはトヨタの社宅だったが、美奈子さんが小学5年生のときに、父が豊田市の郊外に一軒家を建て引っ越す。

 

 しかし転校先の学校で、卒業するまで彼女はイジメられ続けた――。

 

「こっちにいた中学のころは、もっとほっそりしたコでしたよ。周りの人から言われてテレビを見たら、確かにミナちゃんなんですが、お母さんになってふっくらされましたね。家族は4人。両親と4つ下の弟さんと、大きな犬を飼ってましたね」(実家の近所の住人)

 

 豊田市立藤岡中学校に進学した美奈子さん。丘の上にある学校まで、片道30分以上かけて毎日自転車通学をしていたという。中学に上がり、いじめをはね返そうと健気に頑張る彼女は、スポーツ研究会に所属し、バドミントンなどさまざまなスポーツに積極的に取り組んだ。中学の同級生は当時の彼女についてこう話す。

 

「勉強や運動ができたというイメージはないです。男のコにモテた? そんなこともなかったです。クラスのリーダーシップを取るタイプでも、おとなしいタイプでもなかったですね。特に目立つことなく、いたって普通でした」

 

 卒業アルバムには友達と修学旅行を無邪気に楽しむウブな笑顔が映っている。しかし、そんな彼女を自宅で待ち受けていたのは実父からのDVだった。実父は一言でいうと短気でわがまま、亭主関白という「昔の男」だったそうだ。

 

 ある夜は“掃除が終わるまで寝るな”と命令され、つい眠ってしまうと、グーで思い切り殴られ、痛みで気を失ったこともあったという。前出の同級生も、こう証言する。

 

「自伝には“アザがいっぱい”みたいに書いていましたが、私が見たのは1回だけ。腕に赤いまっすぐなアザがあったので『どうしたの?』って聞くと『父親に竹刀で叩かれた』って……」

 

 愛知県立加茂丘高校に入学した美奈子さんは、友だちに遊びに誘われ、家にも帰らず、遊び呆けるようになっていった。万引きをし、シンナーを吸い、高校はわずか2カ月間で中退したという。

 

 そして彼女は同じ中学・高校の1年先輩の子供を身籠り、長男・星音くんを出産。しかし、夫はギャンブルに浪費し、お金を入れてくれず、父親同様、美奈子さんに暴力を振るうようになる。その後、夫と離婚、復縁を繰り返し、5人の子供を授かる。

 

「実家には、いるときもあれば、いないときもありました。ただ、毎年、夏には戻ってきていましたね。そのたびにお腹が大きくなってて『全員で何人いるんだろうね?』と近所の人と話したこともあります」(前出・実家の近所の住人)

 

 美奈子さんに最大の転機が訪れたのは’11年2月。「接骨院よこやま」の新年会で、“ビッグダディ”こと林下清志さん(48)と運命の出会いを果たし、電撃結婚する。

 

「清志さんの子供の1人の中学校入学式があったんです。その入学式に参加した美奈子さんの様子は今でも保護者の間で語り草になるほど(苦笑)。髪の毛は盛りに盛って、メークも派手なキャバ嬢スタイルだったんです。式の間じゅうガムを噛んで口をクチャクチャ。体を斜めにして足を組んで、手を髪の毛にずっとクルクルさせていました」(同級生の保護者)

 

 しかし、そんな格好も清志さんとの結婚生活で次第に“ナチュラル”スタイルへ。美奈子さんには、自らの学生時代より、12人の子供の母としてダディと送った2年間のほうが、学ぶところが大きかったのかも。

 

(週刊FLASH 2013年7月16日号)

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