芸能・女子アナ
『サンモニ』橋谷能理子キャスター、朗読ライブで大人を泣かす/女子アナ日下千帆の「美女は友達」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.06 16:00 最終更新日:2022.01.06 16:00
日曜日の朝、爽やかなテーマ曲で始まり、ニュースからスポーツまでを独自の切り口で伝える報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)。今回ご紹介する美女は、『サンデーモーニング』で約30年、ニュースを伝え続けているベテランキャスター、橋谷能理子さんです。
透明感があり、知的に淡々とニュースを伝える橋谷さんは、1990年に就活をしていた私にとって、最も理想とするアナウンサー像でした。
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橋谷さんは、香川県高松市出身。小さい頃は、定期購読している童話全集を届いたその日に読み終わるほど読書が好きで、なりたい職業は小説家だったそうです。
1979年、東京女子大学の米文学科入学と同時に上京。学生時代には、ガールズバンドを組み、意外にもドラムを担当されていたそうです。
なぜアナウンサーを目指されたのでしょうか。
「就職活動をしたときは、男女雇用機会均等法の施行前でした。女性の採用はほとんどが一般職で、男性と肩を並べて働ける職場は、マスコミか公務員しかないように思われました。アナウンサー以外にも、ラジオ局のディレクターや出版社も受験していました」
1984年、テレビ静岡に入社。子供番組や土日のニュースを担当しましたが、テレビ朝日『ニュースステーション』のキャスター公募で採用され、入社2年目で退社することに。
「決まってから会社に伝えたので、非難もされましたが、直属の上司が、若い人の活躍を応援しようと重役を説得してくれました。一緒に採用になったキャスター陣には、東京銀行出身の若林正人さんや、のちに作家に転身された松本侑子さんがいらっしゃいました」
公募キャスターのみなさんが、個性的なメンバーであったことは記憶しております。
橋谷さんは、『ニュースステーション』で2年ほど、天気予報やリポートを担当。その後、『おはよう!CNN』や『テレポートTBS6』など、いくつかの報道番組を経て、1989年10月、『サンデーモーニング』のキャスターに抜擢されました。
「トータルで29年も担当しているこの番組では、海外取材や東日本大震災など、印象に残る現場がたくさんあります。教科書に載るような出来事に立ち会えたこともありました。
ベルリンの壁が崩壊したとき、ブランデンブルグ門ではお祭り騒ぎでしたが、地面には乾杯後に投げ捨てられたグラスの破片が散らばり、転んだら大けがしそうな状況でした。
また、死と隣り合わせだった危険な取材もありました。2000年に起きた有珠山の噴火です。『そろそろ噴火しそうです』とリポートを録って、ヘリポートに向かう途中に噴火が始まったんです。15分遅かったら、被害にあっていたかもしれません」
30年の世界史の現場を目撃してこられたわけですね。
現在はキャスターのほか、東京女子大学で講師としても活躍されています。また、2016年には、初の著書『伝わる力 90分で変わる!相手の信頼を勝ち取る』を出版。円滑なコミュニケーションのハウツーを一冊にまとめました。
今後は、どのような活動をされる予定ですか?
「最近は、プロのミュージシャンとコラボした朗読ライブに力を入れています。絵本をスクリーンに映し出して、朗読していきます。絵本は大人の心に沁みるのです。大人の男性がボロボロ泣き出すこともあるのですよ。今年の夏にはクラシックユニットのJPCOさんと一緒にライブを開催する予定です」
大人の男性も泣けるという絵本朗読ライブ、癒されそうですね。
■「非凡なる凡」を達成するための3カ条
(「非凡なる凡」とは、大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、直虎が徳川家康を評した言葉。凡なることを着実にこなしていく人は、やはり非凡なのではないかという意味)
(1)挨拶を欠かさず、周囲の人に感謝を言葉で伝える
(2)できない理由を探すのでなく、できる方法を探す
(3)軸は変えず、でも変化を恐れず楽しむ
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も
( SmartFLASH )