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ヒロド歩美の「熱虎トーク」まさかの開幕9連敗も「先にマイナスが来るなんてラッキー」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.04.16 06:00 最終更新日:2022.04.16 06:00
「感情がジェットコースターみたい」という表現を耳にしますが、それをこれほど痛感したことはありません。開幕戦の3月25日から、私の感情はすごいことになりました。
全国のタイガースファンの皆さんも、きっとそうだったと思います。ファンも選手と一緒に気持ちで戦っています。だからこそ、心と体のメンテナンスは大丈夫ですか? ストレスは溜まっていませんか?
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我が阪神タイガースは、セ・リーグの開幕連敗記録を更新して、歴史に名を残すこととなりました。まるで、野球の神様に私たちが試されているかのように。
どれくらい、タイガースが好きなのか。これだけ負けても、まだ全力で応援できるのか。でもここは、試練として耐えなければなりません。
そこで今回は、ヒロド流の心のケアをお伝えしたいと思います。
■「負けてもしょうがない」の法則を見つける
まずは、今年の開幕戦を振り返ってみます。7回を終えて5点リードのタイガース。ヤクルトファンの友人から「今日は負けだから、もうゲームは観ない」ってLINEが来て、私もお風呂に入ろうかと思ったんです。
でもそのころ、選抜高校野球で逆転劇、熱戦の試合が続き、そのシーンが脳裏に残っていたので、最後までしっかり見届けようと、テレビの前に残りました。
9回表、阪神1点リードでマウンドに上がったのは、新守護神の期待がかかるケラー投手。このとき、私には見えたんです。ケラー投手がお立ち台に上がって「ミナサン、ハジメマシテ。ケラーデス」って、自己紹介している姿が!
結果は逆転負け。スーパーポジティブを自負するヒロドも、さすがに落ち込みました。そこから、まさかの同一カード3連敗。ヤクルト臨時コーチの古田(敦也)さんから「一年越しにリベンジできました」って連絡が来ました。
そうなんですよね。去年はヤクルトが、阪神に開幕3連敗したんです。でも、そこから日本一になったんです。それを思い出して「絶対、大丈夫!」って思って寝ました。
次の広島戦。阪神はいいところなく、また3連敗しました。私が思うに、広島というチームは、柱の選手がいなくなると俄然強くなる印象があります。
前田健太投手がドジャースへ移籍した2016年のシーズンは、見事にリーグ優勝しました。チームの結束力が高まるんでしょうね。今年も同じです。主力バッターの鈴木誠也選手がカブスに移籍したわけですから、結束力がハンパない。
だから、広島に負けるのはしょうがない。そう自分に言い聞かせて寝ました。
対巨人戦。ちょっと破れかぶれな気持ちもあり、もう連敗記録を作っちゃえばいい、どんな記録であれ、新記録は新記録っていう思考になりました。
今シーズンは、まだ甲子園で試合をしていない。だったら、本拠地で初勝利してほしい。このカードは負けてしまってもいいって思って寝ました(見事に、甲子園球場での初戦で勝利しました)。
選手と同じで、ファンも気持ちの切り替えが大事。私は敗因を探し、好転の兆しを見つけてから就寝するようにしています。また、負けた日のスポーツニュースは観ない。翌朝のスポーツ新聞も読まない。悲しくなるから。ネガティブな情報はスルーするのがいちばんです。
今シーズンはいきなり借金を背負うことになりましたが、先にマイナスが来るなんてラッキーじゃないですか。そのほうが、優勝したときドラマチックですよね? 今は、「盛り上げてくれてありがとう」って思っているくらいです。
ひろどあゆみ
1991年10月25日生まれ 兵庫県出身 2014年4月、朝日放送(現朝日放送テレビ)に入社。『熱闘甲子園』『芸能人格付けチェック』『サンデーLIVE!!』などに出演中
※ABCテレビの阪神タイガース応援チャンネル、YouTube「虎バン」配信中
写真・木村哲夫
ヘアメイク・ツジマユミ
※成績は4月8日現在