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ヒロド歩美の「熱虎トーク」 “代打の神様” が選手に伝授するスランプ脱出法

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.02 06:00 最終更新日:2022.07.02 06:00

ヒロド歩美の「熱虎トーク」 “代打の神様” が選手に伝授するスランプ脱出法

ヒロド歩美(朝日放送テレビ)

 

 この喜びをどう表現したらいいのでしょうか? 佐藤輝明選手、大山悠輔選手が本来のポテンシャルを発揮して、猛虎打線が大爆発。最下位から鮮やかに脱出しました。あのセ・リーグのワースト記録となった開幕9連敗は、もうはるか遠い昔の出来事で、そんな時代もあったねと、笑い飛ばせる余裕も出てきました。

 

 とはいえ、浮かれてばかりいるわけにはいきません。「勝って兜の緒を締めよ」です。ABCテレビは「虎バン主義」を掲げて、タイガースの応援に尽力しています。社員の一人である私に何かできることはないかと思案していたところ、ふと、阪神OBの野球解説者である鳥谷敬さんに聞いた話を思い出しました。

 

 

「スランプは2〜3週間の周期でやってくる」

 

 ヒヤッとしました。そうなんです。打線は水モノといわれるように、好不調の波があります。「打てば勝てる」といわれているタイガース。やがて訪れるであろうスランプの時期を、どうやって乗り越えればいいのか……。

 

■投手陣は安定してるが夏に疲れがやってくる

 

 ちなみに、アナウンサーである私にもスランプがありまして。ふだんなら噛むはずのない言葉なのに、立て続けに噛んでしまったり、噛んだことで混乱して簡単な漢字も読めなくなったり……。とくに、固有名詞を読み間違えたときは、心拍数がグングン上がっていくのが自分でもわかりました。そんなミスを連発すると、ミスが怖くなって平常心を保てなくなります。普通にできることが、普通にできなくなってしまう。アナウンサーと野球選手では異業種すぎますが、メンタル面のコントロールが重要なのは一緒なのかもしれません。

 

 さて、プロ野球選手のスランプ脱出方法についてですが、今回は解説者の桧山進次郎さんに聞いてみました。日ごろから、番組のスポーツコーナーでご一緒させていただいている桧山さんは、生放送の前後にいろんなお話をしてくださいます。私に留めるだけではもったいないので、ここで皆さんに共有させていただきます! 桧山さん、打撃の調子がいい状態のときってどんな感じなのでしょうか?

 

「バッターボックスに入ったとき、ピッチャーからセンターまできれいな線が見えていました。イメージですが、まっすぐなラインが描けていて、ピッチャーが投げたボールが、そのラインに沿って来るので、そこにまっすぐバットを入れる感じ。そうすることで体が開かないし、肩が入りすぎることもありません」

 

 私には技術的なことはさっぱりわかりませんが、これを読んだサトテル選手や大山選手が「なるほど!」と、納得してくれればノー問題です。話は続きます。

 

「野球選手は怪我がつきもので、調子がいいときはついつい無理をしてしまって、後で大怪我に繋がったり、怪我したことで謙虚になって調子が戻ったり……。体調をキープすることも大事です」

 

 いざ、スランプがやってきたときは?

 

「スランプのときこそポジティブに考えるようにしていました。これ以上悪くなることはないと。また、ヒットを集めた映像を見て、よいときのバッティングのイメージを反復したり、バッティングピッチャーに意見をもらったりすることもありました」

 

 タイガースにアドバイスをお願いします!

 

「ピッチャー陣は安定していますが、夏に疲れがやってきます。そのときに、バッター陣がどれくらい援護できるかがポイントになるでしょう」

 

 ファンの応援にスランプはありません。シーズン終了まで突っ走りましょう!

 

ひろどあゆみ
1991年10月25日生まれ 兵庫県出身 2014年4月、朝日放送(現朝日放送テレビ)に入社。『熱闘甲子園』『芸能人格付けチェック』『サンデーLIVE!!』などに出演中

 

※ABCテレビの阪神タイガース応援チャンネル、YouTube「虎バン」配信中

 

写真・木村哲夫
ヘアメイク・ツジマユミ

 

※成績は6月23日現在

 

( 週刊FLASH 2022年7月12日号 )

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