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元NHK梶浦明日香 “伝統工芸職人”に!「刃物で指先から出血するのは日常茶飯事でした」【女子アナ第2の人生】

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.26 06:00 最終更新日:2023.02.17 17:15

元NHK梶浦明日香 “伝統工芸職人”に!「刃物で指先から出血するのは日常茶飯事でした」【女子アナ第2の人生】

当初は出血が日常茶飯事だったという梶浦さん

 

「入社3年めから、夕方の情報番組で東海3県の伝統工芸や職人さんを紹介する『東海の技』というコーナーを担当していました。やり甲斐を感じていましたが、後継者がいない現状を聞くようになって…」

 

 そう話すのは、元NHKアナウンサーの梶浦明日香さん(41)。伝統工芸を途絶えさせないためにも、出会った職人たちには素晴らしさを発信してほしいと願ったが、前に出るのを苦手とするのが職人気質。

 

 

「取材した師匠のもとへ遊びに行くうちに、いつの間にかNHKを退社して根付職人の道に進んでいました(笑)」

 

 根付とは着物の帯に引っ掛けて巾着を吊るすもので「伊勢根付」はお伊勢さん参りのお土産として人気を呼んだ。

 

「始めた当初は刃物で指先から出血するのは日常茶飯事(笑)。黄楊の木をまん丸に彫ることから修業が始まり、次に栗の形に彫ります。師匠に10個合格をもらえたら売り物として認められ、ここまで1年半かかりました」

 

 今後も精進したいと話す。

 

「師匠のような作品が作れるように技術を磨きながら、伝統工芸や職人さんって素敵だなと思ってもらえるような活動を続けていきたいです」

 

かじうらあすか
’81年9月11日生まれ 岐阜県出身 ’05年NHK入社 ’10年より根付職人として活動。東海3県で活動する女性職人グループ「凛九」の展示会「凛九 ヒカリサク」が四日市市文化会館で9月4日まで開催中

( 週刊FLASH 2022年9月6日号 )

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