芸能・女子アナ
元フジテレビ吉崎典子 歌舞伎のイヤホンガイドで定年後も“ひよっこ”奮闘中【女子アナ第2の人生】
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.26 06:00 最終更新日:2023.02.17 17:15
「三色の定式幕が開いて、『聞こえてまいりました大太鼓のどんどんどんどんという音は、かすかな滝の水音を伝えています。これからご覧いただくのは、歌舞伎の三大名作のひとつ○○です…』という解説を話します。それが歌舞伎のイヤホンガイドです。劇場でイヤホンを借りてご覧いただくと、歌舞伎のことがよくわかりますよ」
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目をキラキラと輝かせながら歌舞伎の話をするのは、元フジテレビアナウンサーの吉崎典子さん(60)。イヤホンガイドの仕事は7年めに入った。
『おはよう!ナイスデイ』『報道2001』などを担当し、50歳でアナウンス室を離れた。
「若いころはフリー転身のお誘いもあり、29歳のとき、先輩に相談したら『辞めなくてもいいじゃない』って。結局、60歳まで会社にいました」
昨年、定年退職。今年からフリーアナとしても活動中だ。
「局アナ時代から中村屋の追っかけでした。海外公演まで観に行っていたんですよ」
筋金入りの歌舞伎好きが高じ、イヤホンガイドのほか、地方巡業公演にも一座の一員として同行し、幕間のトークショーの司会も務めるほどだ。
「歌舞伎の世界ではまだひよっこ。これからは目指せ“歌舞伎の伝道師”ですね」
よしざきのりこ
’61年10月29日生まれ 東京都出身 ’84年フジテレビ入社 「てんこさん」の愛称で人気アナに。現在もフジテレビのアナウンサー就活スクール「アナトレ」の専任講師も務める