10月上旬の早朝、愛犬を連れて散歩をする有吉弘行(48)の姿が。NHKを含む全キー局で、冠番組を全曜日で持つ偉業を達成したテレビ界の帝王だが、散歩姿はなんか地味。
「10月の改編で『有吉クイズ』(テレビ朝日系)が火曜20時開始になり、テレビ局がもっとも力を入れるプライム帯(19時~23時)の冠番組が7本になりました。有吉さんはトークや進行がうまいだけでここまでになったわけではなく、人徳によるものが大きいんです。スタッフへの言葉遣い、挨拶が丁寧なうえに出演料も控えめ。番組関係者からの出演依頼が絶えません」(芸能ジャーナリスト・竹下光氏)
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そんな男にも危機があった。’19年、冠番組が2本同時に終了。「もう飽きられた」と囁かれた。それを救ったのが、この日も有吉の“三歩後ろ”を歩く妻・夏目三久さん(38)だ。
「結婚でいっそう共演者に気を遣うようになっただけでなく、プロデューサー的に若手を推薦するようになっています。テレビは当分、有吉さんを中心にまわるんじゃないでしょうか」(芸能事務所関係者)
内助の功を得た有吉政権は盤石だ。
写真・白木 護