ぺこ＆りゅうちぇる「馬車でプロポーズ」も指輪は失敗

　第11回「全国プロポーズの言葉コンテスト2017」の授賞式が、5月31日、都内で行われた。今年から新設された、第1回「プロポーズアワード」に、去年12月に結婚したタレントぺことりゅうちぇるが選ばれた。

　この賞は「全国の夢見る若いカップルたちに勇気と希望をあたえた」という理由で、新婚ほやほやの夫婦に贈られた。

　りゅうちぇるは「僕たちのしあわせを皆さんがよろこんでくれて夢のようです」と大感激。ぺこは「王子様の格好をしたりゅうちぇるが待ち合わせの場所に現れて、馬車で夜景の見えるところに連れてってくれて、そこでプロポーズしてくれました」と振り返り、幸せオーラに包まれていた。

　イベント後の囲み会見でぺこは「ビックリしたのとうれしいのとで、涙が止まらなかった」とサプライズプロポーズを明かしたが、なんと「（結婚指輪が）ハート形なんですが、逆さまに入れられたんです」と、左手の薬指の指輪を見ながら、失敗談も告白。

　りゅうちぇるはあたふたしながら「パニクっちゃって。普段は全然緊張しないのに、人生で一番緊張しちゃった」と釈明した。

　ならば、「じゃあ、ここでもう一度プロポーズを再現してみては？」と提案すると、りゅうちぇるはいきなりペコの指から指輪を抜き取り、その場にひざまずき「僕のプリンセスになってください！」とプロポーズをやり直したのだ。

　ぺこは「はい！」とすぐさま答えたが、りゅうちぇるはペコの右手にはめようとしたためペコから「それ右や！」と突っ込まれる始末。

　子供の予定についてりゅうちぇるは「早くほしい！」と。ぺこは「まだいないですけど、式のドレスは可愛いのが着たいので、ドレスを着て、新婚旅行に楽しく行って、そして子どもができたらいいな」と、順番は守りたい様子。

「改めて、お互いの好きなところは」と聞いてみると、りゅうちぇるは「大和なでしこなところ！芯がしっかりしていて、同級生とは思えない。中身がイケメン」と答えると、ペコも「本当に優しい。女々しいとかなよなよしているとかいろいろ言われるけど、世界一、男らしい」と、互いに誉めあった。

　ペコの隣にいた、式では「恋人の聖地親善大使・婚活大使」を務めたタレントのIMALUは「私の結婚はほど遠いんで、ひがんじゃう自分がいます」と発言し、笑わせ「プロポーズは船の上とか海外がいいかな。シンプルよりもロマンチックでドラマチックな方がいい」と、乙女心を覗かせた。

　最近のりゅうちぇるはスタイルに変化がみられる。くるくる巻いた髪の毛にヘアバンド、濃いチークがトレードマークだったが、ストレートヘアでチークもなくなり、なんだかイケメンスタイル。　

　おバカタレントと思っていたら、いつの間にか、自分の意見をハッキリ言う機転のきいたタレントに変身している。以前よりむしろ重宝がられて、テレビで見ない日はないほどの売れっ子。

　その秘密は、自分に求められていることが何かを察知して、さりげなくそれに応えている点だ。会見で、失敗したプロポーズの再現をすぐさまカメラの前で再現する。盛り上がるのは当たり前である。ペコが言うようにあの若さで「男らしさ」はピカイチかもしれない。

（写真・文／芸能レポーター川内天子）