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長井秀和語る創価学会と芸能人「氷川きよしくんは池田大作氏の話に涙ぐみ、僕を睨んだ。幹部会には滝沢秀明くんも」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.06 06:00 最終更新日:2022.12.06 06:00

長井秀和語る創価学会と芸能人「氷川きよしくんは池田大作氏の話に涙ぐみ、僕を睨んだ。幹部会には滝沢秀明くんも」

「間違いない!」の決めゼリフで大ブレイクした。現在は西東京市議選に向け準備中。自宅にて

 

「えっ、〇〇もガッカイ!?」

 

 各誌が創価学会バッシングを繰り広げるなか、ネット上には「学会員の芸能人」を特定する投稿が溢れている。

 

 両親とも創価学会員の家庭に育ち、小学校から大学まで創価系列に通った“エリート信者”で、2012年に脱会した長井秀和氏(52)が、“創価学会と芸能人”についてこう語る。

 

 

「ネット上では、たまたま学会員の芸能人と仲がよかったり、創価学会系の雑誌に出たりしただけでも、短絡的に“特定”されています。それに、同じ学会員でも平会員と幹部では、学会への貢献度が違うのに、均一に『学会員』とラベリングされる傾向があります」(長井氏、以下同)

 

 学会員の芸能人の大半は、「芸術部」に所属している。

 

「伝統芸能や絵画に携わる人や、ミュージシャンなども含めた、芸術分野の人たちの組織が芸術部です。まったく無名の人たちが95%を占めていて、テレビに出るような有名な芸能人は一握りしかいないんですが、彼らばかりが注目されているんです」

 

 芸術部に入るには、およそ半年間の研修が必要となる。

 

「その期間で、『創価の志』『仏法の志』『池田大作先生の大構想』をかなえるため、芸術部の志を学ぶんです。

 

 当時の私もそうでしたが、売れっ子の芸能人なら、研修を受ける必要はありません。研修で合格するのは、私の実感では8割くらいです」

 

 創価学会には「財務」と呼ばれる独自の献金制度があるが、芸術部の芸能人たちも「財務」に励んでいる。

 

「いわゆる有名芸能人の財務となると、『3ケタ』(100万円以上)は当たり前で、なかには『4ケタ』(1000万円以上)もある。それが『宿命転換』や『人間革命』に繋がり、『境涯』(宗教上のステージ)が上がることに繋がると考えるわけですね。『財務』は信仰の証しなのです」

 

 芸術部員の役割は、ひと言で言えば、信者獲得のための“広告塔”となることだ。

 

「部員は、信者を勧誘する際の『折伏セミナー』などに駆り出されます。学会内でも、大きな会合などに有名な芸能人が来たりすると、『人気アイドルグループの〇〇くん、同志なんだ』と大騒ぎになる。『同志』は同じ信仰を持っているという意味です。偉い幹部が来て話をするより、よっぽど盛り上がるんですよ。有名芸能人は、選挙の際にも公明党の応援に駆り出されます。“客寄せパンダ”として期待されているんです」

 

 芸術部に所属する芸能人のなかでも、トップクラスの貢献度と学会内で称賛されているのが、久本雅美(64)だ。副芸術部長兼芸術部女性部長の肩書を持つ。

 

「久本さんは、創価学会のセミナーや公明党の選挙応援にいちばん熱心に入っていました。2004年の参議院選のときは、23回も応援に入ったと聞いて驚いたことがあります。同じ肩書の岸本加世子さん(61)や、副芸術部長のみを務める柴田理恵さん(63)は、そのとき選挙応援をしたのは2回くらいだったのに、いちばん売れっ子で忙しいはずの久本さんの貢献度は断トツでした」

( 週刊FLASH 2022年12月20日号 )

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