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シャオレイ、お誕生日おめでとう!やっぱりパンダには癒される/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.24 16:00 最終更新日:2023.06.24 18:14

シャオレイ、お誕生日おめでとう!やっぱりパンダには癒される/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

食事中のシャオシャオ

 

 上野動物園で生まれたジャイアントパンダの双子、雄の「シャオシャオ(暁暁)」と雌の「レイレイ(蕾蕾)」が、6月23日、満2歳になりました。

 

 この日、港区虎ノ門にある東京中国文化センターでは、中国駐東京観光代表処などの主催で誕生日会を開催。招待された約150人のパンダファンはかなりの筋金入りでした。

 

 11時30分からの会の前に、動物園の9時30分開門に間に合うよう、列に並び、シャオシャオとレイレイに「お誕生日おめでとう!」と言葉をかけてから会に駆けつけた方が多数。

 

 

 現在、パンダは予約なしで観覧できますが、「シャオレイ」に会うためには行列ができており、平日で天気により20〜40分待ち。ところが誕生日は特別で、一時は2時間待ちにもなったそう。いったい何時に家を出たのか、と感心することしきりでした。

 

 また、朝に間に合わなかった方も、誕生日会の後に行くという方々ばかりでした。

 

 いでたちも、Tシャツ、バッグ、ソックス、バッグなど、からだのどこかにパンダをあしらうのがドレスコードかと思うほど。

 

 パンダの写真を撮るのが趣味という人も多いようですが、園内のガラスの反射でパンダに自分の洋服が映らないよう、カメラをもち、黒い服の方が複数いました。

 

 さて、あのシャンシャンを毎日撮り続け、圧巻の『毎日パンダの1010日 シャンシャン写真集』(青春出版社刊)を出版した高氏貴博氏も出席、ファン代表の来賓として挨拶されました。

 

 高氏氏はやはり「黒服」で登場。この日は動物園に入るために朝5時半に並んだのだとか。高氏氏は「シャオレイ」を撮影した秘蔵の写真の数々も紹介。シャオレイの2ショットや、お母さんも含めた3ショットに、「きゃー、かわいい!!」と歓声が飛びました。

 

 誕生日会では、シャオレイが生まれてからこれまでを収めた動画を、上野動物園の教育普及課長・大橋直哉氏が、成長秘話を交えて解説してくれる場面もありました。

 

 わずか約120グラムで生まれた双子パンダの赤ちゃんが、今や2頭とも体重が60キロを超え、元気に木登りもします。ここまで無事に育ったことの安堵感が伝わり、会場全体が一緒にほんわかしました。

 

 動物園の地元・上野では、デパートの上野松坂屋が5月末から「ハッピーパンダフルデイズ」と銘打ち、パンダで盛り上がっています(6月29日まで)。

 

 春日通りと中央通りの交差点に面した角の巨大な広告幕に上野パンダファミリーの顔をレイアウトしたり、ショーウィンドウに2歳を祝うバースデーケーキを飾ったり。

 

 また、以前、高氏氏がシャンシャンを撮影した920日ぶんの写真を使い、モザイクアートでシャンシャンを型どった広告幕をミニサイズのエコバッグにして抽選販売したり。

 

 現在は「パンダ自身フェス」「パンダが、すき。フェスティバル」も開催中(6月26日まで)。パンダの魅力満載の『パンダ自身』のオリジナルグッズやパンダ雑貨を期間限定販売しています。

 

 初日の6月21日朝7時には行列ができて、入場整理券を配布。いくつかのグッズは早々に完売しました。パンダファンの愛はどこまでも深いのです。

 

 ところで、私はシャンシャンが中国へ帰ってしまった後、なんとなく動物園から足が遠のいていたのですが、松坂屋の看板を見ているうち、久しぶりに出かけてみたくなりました。

 

 現在、西園の「パンダのもり」にファミリーは暮らしています。

 

 父リーリーと母シンシンに会う入口と、シャオレイに会える入口は異なります。親パンダはほぼ並ばずに会うことができ、ゆっくり見学できました。シャオレイの見学は、屋内と屋外がほぼ1分ずつと決まっています。

 

 基本は朝がいちばん元気に活動し、食事の笹を消化するのに時間がかかるからか、昼間は眠っていることも多いようです。

 

 できれば起きているときに会いたいけれど、動いていても眠っていても、親パンダでも子バンダでも、かわいさは変わりません。体重はリーリーが約135キロでシンシンが約120kgと、シャオレイの倍もありますが、どのパンダも平和で穏やかな顔をしています。

 

 このファミリーはいつまで日本にいてくれるのか。シャオレイは、まだ一緒に過ごしていないと不安になってしまうらしいので、もう少し日本にいるはずと聞いて、ひと安心。

 

 シンシンは双子を離したばかりだから、今年の赤ちゃん誕生はなさそうですが、また赤ちゃんを産んでほしいとか、まるで姑の気分になってしまいます。

 

 上野動物園に通って、好きな動物を日々、撮影している人が少なからずいるようです。会費2400円の年間パスポートを買えば、毎日、動物園に通うことは可能。高氏氏のように上手に撮れるかどうかはさておき、毎日パンダに癒される日々を送るのもステキ! と思っています。

横井弘海

東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

( SmartFLASH )

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